何となく、七夕をイメージさせる花。
夏の宵らしい、さわやかな水色だから?
葉っぱが笹に似ているから?
歌舞伎舞踊で七夕と言えば、
清元の「流星」。
ずっと以前に伺った、
こちらのイベントの備忘録です。

「坂東三津五郎がひもとく”日本舞踊„」
日時:平成24年7月21日 16時30分
会場:東京江戸博物館ホール
「流星」をテーマに、
日本舞踊の楽しみ方を
お話ししてくださいました。
頂いた冊子。
歌詞がすべて収録されており、感動。

七夕の夜、2年ぶり(1年前は雨だったそう)
に会った織女と牽牛。
寄り添う2人の前に現れた流星。
雷夫婦の喧嘩の様子を、
面白おかしく語ります。
三津五郎さんはこの「流星」という踊りを、
坂東家にとって とても大切なものとして、
お話ししてくださいました。
お話を聞くうち、
三津五郎さんの「流星」を
ぜひ観たいと思いました。
しかし三津五郎さんは
平成27年2月に帰らぬ人となり、
「流星」を踊られる姿を見ることは
叶いませんでした。