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横浜のファイナンシャルプランナー相談室「住宅ローンは銀行で借りるな」

相談実績1700件超の実務家FP平野雅章が、住宅ローン・火災保険・生命保険の不思議な常識に立ち向かい、リアルな選び方をお伝えします。

すっかり記事も休んでいるうちに間が空いてしまいましたが、今日は住宅購入を考えているあるいは進行中の方にぜひ知ってもらいたいニュースがあり、重い腰を上げることにしました!


現在、住宅性能が一定水準のものについては「フラット35S」として、フラット35の金利から0.3%を10年間か20年間優遇する制度があります。これだけでも住宅購入を考えている方には検討してもらいたい制度だったのですが、さらにフラット35の金利優遇を10年間0.3%から1.0%へ変更する政府の方針が日経新聞など報道されました。


来年1年間の申込者に限りとのことですが、来年とは1月からなのか現時点では情報がありません。

また住宅性能の基準についても、これから調整され現在のフラット35Sからは若干の変更があるのかもしれません。いずれにしても、来年にフラット35を申込んでも間に合うスケジュールで住宅購入を考えている方、また既に進行中の方も多少計画を変更してでも検討する価値があります。1%の金利差は大きな総返済額の差を生むからです。


今回は1%という大胆な優遇に驚くと共に、あらためて政策に敏感であることの重要性を感じた次第です。

皆さんもぜひアンテナを張って住宅購入を検討して下さいね。


明日、早速、関係各所から情報収集をして、このブログでもご報告したいと思います。


この金利優遇の詳細については、以下の記事もご参照下さい。

フラット35Sの金利優遇が1.0%に!

フラット35の金利優遇が1.0%に!(フラット35S)②

フラット35の金利優遇が1.0%に!(フラット35S)③

フラット35の金利優遇が1.0%に!(フラット35S)④

フラット35の金利優遇が1.0%に!(フラット35S)⑤

フラット35の金利優遇が1.0%に!(フラット35S)⑥

フラット35の金利優遇が1.0%に!(フラット35S)⑦


住宅機構 ローン金利1%下げ 35年固定型省エネなど条件 2次補正に2600億円

 政府は追加経済対策の住宅需要の喚起策として、独立行政法人の住宅金融支援機構の住宅ローン金利を下げる方針を固めた。来年1年間の申込者に限り、最長35年のローンの当初10年間の金利を通常より1%下げる方向で、省エネルギーや耐震性の高い住宅が対象。金利引き下げに必要な約2600億円の予算措置を2009年度第2次補正予算案に盛り込む方針だが、民間金融機関から「民業圧迫」との声があがる可能性もある。

 対象は住宅機構が民間金融機関と提携した長期・固定金利型の住宅ローン「フラット35」。対象物件が省エネ、バリアフリー、耐震などのいずれかを満たすことを条件にする。現在もこれらの物件を対象に当初10年間の金利を0.3%優遇しているが、下げ幅を1%に拡大する。フラット35の現在の金利は年2.6%程度であり、当初10年間は1.6%に下がる。


(日本経済新聞 朝刊 2009年12月6日)


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以前の記事(住宅ローンの比較は総支払額で!① )で、同じ金利タイプの住宅ローンを比較する場合は、単純に金利の高低で判断しがちだが、住宅ローンの諸費用を含めた総支払額で比較する必要があると書きました。


そこで、住宅ローンの諸費用について引続き書いていますが、今回は団体信用生命保険料について書きたいと思います。


団体信用生命保険とは、住宅ローンを借りた方が亡くなった場合は、住宅ローンの残りの借入金額を無くしてくれるという、遺族にとって非常にありがたいもの。


銀行の住宅ローン商品では、通常、強制加入で、費用は住宅ローン金利の中に含まれているので、別途支払う必要はありません。ネット銀行でも同様です。


一方、長期固定の住宅ローンである【フラット35】財形住宅融資では、団体信用生命保険への加入は強制でない代わりに、その費用は別途支払う必要がああります。


では、その費用はどのぐらいになるのでしょうか。

3000万円を固定金利で返済期間35年、金利3%で借り入れたとすると、約224万円となります。かなり大きな金額ですよね。


従って、銀行の固定金利の住宅ローン商品とフラット35を比較しようという場合には、フラット35では団体信用生命保険料を試算し、総返済額に加算した上で比較する必要がありますので、注意しましょう。

フラット35の団体信用生命保険料はこちらで試算ができます。


特約料支払額シュミレーション:住宅金融支援機構


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前々回の記事(住宅ローンの比較は総支払額で!① )で、同じ金利タイプの住宅ローンを比較する場合は、単純に金利の高低で判断しがちだが、住宅ローンの諸費用を含めた総支払額で比較する必要があると書いた。


そこで住宅ローンの諸費用の知識を順に書いているのだが、今回は保証料について。


保証料とは、住宅ローンを借りる人が銀行などからの融資の信用を得る為に、保証会社に支払うお金である。


保証会社は住宅ローンを借りた人が延滞をすると、代わりに銀行に返済をする。一般的には、6ヶ月延滞が続くとローン債権は保証会社に移ってしまう。返済する義務のある相手が保証会社になるだけで、借りた人の返済が免除されるわけではない。


保証料がどのぐらいかかるかだが、例えば、3000万円を35年返済、金利3%だと、最初に一括で支払う場合の保証料の金額は一般に62万円程度。実は、かなり大きな金額である。


銀行の住宅ローン商品の場合は、ほぼ保証料が必要になる。一方、フラット35は保証料がかからず、また、銀行でもネット銀行、例えばソニー銀行は保証料無料である。


実は、同じネット銀行の住信SBIネット銀行も保証料が無料なのだが、融資手数料がソニー銀行の42,000円に対し、融資金額の2.1%、つまり3,000万円借りると63万円となり、かなり開きがある。こう書くと、ソニーが圧倒的に有利なように感じるが、金利は住信SBIネット銀行の方がこのところ低め。従って、総返済額にローンの諸費用を加えた総支払額を試算しないと、やはり比較はできないということになる。


次回の記事では、団体信用生命保険料について書きたい。


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