長崎県 壱岐 辰ノ島/若宮島 | ゆめの跡に

ゆめの跡に

On the ruins of dreams

①辰ノ島②蛇ヶ谷③マンモス岩④海の宮殿⑤オオカミ岩​​​​​​​⑥若宮島

 

訪問日:2019年8月

 

所在地:長崎県壱岐市

 

 平成16年(2004)郷ノ浦町・勝本町・芦辺町・石田町が合併し、壱岐市が誕生した。これにより壱岐島と4つの有人島(原島・長島・大島・若宮島)と19の無人島からなる壱岐(壱岐諸島)は1つの自治体となった。

 

 辰ノ島は勝本港の沖にあり、無人島ではあるが、写真①〜⑤のような絶景と透明度の高いビーチもあり、3〜11月の間は遊覧船が運航している。

 

 一方その東隣の若宮島(写真⑥)は寛永18年(1641)に遠見番所烽火台が設けられ、明治38年(1905)には若宮灯竿が設置され、大正8年(1919)からは常設の若宮灯台となった。

 

 さらに昭和11年(1936)には壱岐要塞の一施設として若宮島砲台が竣工し、海上の交通・防衛の要所として利用されてきた。

 

 そして現在、写真⑥に見える白い建物はリゾートホテルか何かと思いきや、海上自衛隊壱岐警備所の施設で、九州本土と対馬・五島列島を結ぶ通信拠点となっているとのことであった。よく見ると巨大なアンテナが見える。

 

 ということで、若宮島は有人島ではあるが、一般人の立ち入りは制限されており、定期航路は開設されていない。