①陣屋跡碑
②武家屋敷近藤邸
③本善寺
④見取図
訪問日:2010年8月
所在地:愛媛県西条市
直盛の3男一柳直頼は周敷郡を分与され、1万石を領し、小松陣屋を構築した。8代頼紹は天保3年(1832)家督を継ぎ、文教政策を進め、早くから尊王派として三条実美らと親交をもった。
藩論を尊王にまとめて戊辰戦争では新政府方に与して、越後や出羽へ藩兵を出動させた。明治2年(1869)版籍奉還により藩知事となるが、直後に48歳で死去した。
長女の栄子は小野藩主一柳末徳に嫁ぎ、満喜子らの母となっている。
以下、近藤篤山旧邸案内板より
県指定文化財 史跡 近藤篤山旧邸
近藤篤山旧邸は小松藩(1万石・藩主は一柳家)の藩校「養正館」の儒官「近藤篤山先生」が文化3年(1846)81歳で亡くなるまでの40年間を過ごした屋敷跡です。
篤山先生は優れて高邁な人柄から『伊予聖人』と尊称され、江戸後期の教育・文化・精神に多大の功績を残しました。
この先生の業績を称えて、当地は昭和24年9月に愛媛県文化財に指定され、屋敷は復元整備され公開されています。
平成18年10月 西条市教育委員会