不動産屋戦争番外編 新たなる敵Ⅱ | せっちんの地獄へズンドコⅩⅩ(怒)!

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うひょぉぉぉおおおずぐげらびんぼえええっ!


-前回までのあらすじ- 腕っ節の強さで鳴らした私立探偵のおれでも、情けないありさまだった。港の倉庫に敵を追い詰めたつもりが、逆に捕まって簀巻きにされたら海にドボンさ。一巻の終わりかと諦めてたら、大きなクラゲが寄ってきておれのことを刺しやがった。あまりの痛さに悶えていると、おれの身体はだんだんと透明になり、ぐにゃぐにゃと柔らかくなったと思ったら……。とかワクワクする展開は置いといてあまりにも連絡がねーのでぽっぽり投げて逃げたかと思ってた大東建託から連絡があって契約書を書き直すからもう一度話し合いませんかとか抜かすってなことはあんだけ一度交わした契約は有効だから直せないと言い張ってたのは何なんだとゆーことなのだが、まあやっぱし賃借人は無知の素人だから適当にやりゃあいいとゆーことなんだろーけどおれはアビアン企画の一件で借地借家法をかじったもんだから『借家人に不利な特約は無効』なのに契約を直せない根拠の説明を求めたらやっぱし書き直しにきやがった。んでも大東建託はあくまでも借家人に不利なことは書いてないと主張するのだがそれは借家人本人が決めることでお前ら借家人を小馬鹿にした不動産屋に言われる筋ではねーので条文に記載されてる文言が曖昧で解釈次第で意味が変わるじゃねーかと赤ペンいれて突っ返したら馬鹿なのか馬鹿のフリしてんのかわからねーがどっちにしろ表面的には馬鹿には変わりねーので思いっきり馬鹿にして速攻書き直させて立ち退き料は立ち退く銭で明け渡し料じゃねーんだから明日にでも振り込ませるのと取り壊す物件だから敷金返してほしーのだがそれは残してやるから家主にいらねー電化製品は置いてくからそっちで勝手にしろとゆーことになったのだ。アビアン企画から4月に来た”立ち退きのお知らせ”とかゆー勝手な通知から始まった立ち退き騒動なのだ、長かったな。んでマジで馬鹿か馬鹿のフリしてんのかわからんけど表面的には馬鹿なやつにはまいった。特に馬鹿な不動産屋は強いのだ、恥がねーからな。でも完全に引越しして銭全額もらうまではわからんのだ。