
ゆうべ、わしゃあ、夢を、見た。
夢の中の、わしゃあ、二十代はじめの、青年じゃった。
わしゃあ、イベント制作会社に、勤めておってのう。とある、ショッピング・センターの、オープニング・ステージの、準備をしておった。
音響さんと、現地の、花火屋さんのタイミングに、そりゃあ、そりゃあ、手こずっておってのう。気がついたら、もう、日が暮れておった。わしゃあ、ひとり残って、最後の、点検をしおってから、宿に帰る、つもりじゃった。その時じゃ、ふいに、だれかが、わしに襲いかかりおる。くらくて、ようわからんが、そいつは、わしの口に吸い付いてくる。怖くなった、わしゃあ、力いっぱい、そいつを、つきとばした。そしたらの、あろうことか、そいつは、
白髪の顎髭をたくわえた、高田純次じゃった。高田純次は、ふたたび、わしに、抱きついて、きおった。そしたらの。通りの、向こう側にある、電柱の、下にある、大きな、大きな、ダンボール箱から、
名前は、よう知らんが、長く縮れた髪をした、若手漫才コンビの、片割れが、高田純次に、蹴りを食らわせて、別なダンボール箱に隠れよった。ああ、助けてくれたんだなあ。と思ったら、高田純次は、なぜか、宿に、帰ったはずの、MCの、おねーちゃんに、道端で、抱きついておった。そしたら、不思議なことにのう、司会者と呼ばれる、わしの、まったく、知らんおとこが、なぜだか、背中に、変なマークがついた、やはり、芸人のお笑いリポートで着るような、黄色いツナギを、着ておって、MCを、助けに、高田純次に、向かって、いったのじゃが、突然、わしの耳元で、
「やっぱし女の子好きなフリしてると皆安心するよねぇ、でもおじさん本当に美少年の乳首が好きなのごめんねぇ」わしゃあ、美少年じゃった。
そして、悪魔のような、身のこなしで、高田純次は、わしの、乳首に、吸い付いておった。高田純次は、思いっきり、わしの、Tシャツを、たくしあげ、噛み切らんばかりに、そして、舌の先で、ころがしおった。とにかく、鳥肌が立つほど、口髭が、不気味じゃった。そして、わしゃあ、押し倒されて、更には、高田純次の手が、わしの、股間を、捉えたところで……わしゃあ、目が覚めた。南無……。
きょうは、これくらいに、しとくかのう。腹が減ったろう。近所で開店した、幸楽苑は、中華そばと、餃子で、503ジャパニーズ円だったかのう。餃子のことは、なんとも言えんが、中華そばは、旨かったのう。午後の真ん中で、近所の店は、アイドルタイムでも、とりあえず、営業してなさる。ありがいこっちゃ。