最近焼酎のお湯割りをだらだらと長呑みしてると腰が笑ってくるってーかなんか”面白痛い”ってな奇妙なむずむず感があるのだ。肝臓が嫌がってんのかな。別にアル中でもねーし。んでも赤塚不二夫も中島らももウイスキーの薄い水割りを長い時間ちびちび呑んでたな。腰は”面白痛い”ことなかったんか。お二人とも逝っちまったが、酒で。
んなことしながら久しぶりにライムワイヤーで元祖にして究極の痩せマッチョ、リー師匠の映画『ドラゴンへの道(中国名:猛龍過江 英語名:The way of the DRAGON)』をダウンロードしてご覧になられたのだ。おもしろかったなあ。イタリアはローマにある西新宿の中華料理屋は個性的なギャングから分かりやすい嫌がらせで立ち退きを迫られていたのだ。そこで中国特有のツンデレ女店主の従兄であるリー師匠扮するタン・ロンは中華料理屋を助けるために現れて、物語は転がり始めるのだ。
ストーリは物凄く単純な完全懲悪で早い話が西部劇と同じコンセプトなのだ。中華料理屋の店員たちはどいつもこいつも記号的キャラクターを演じて分かりやすいし、最初の30分はタン・ロンはまったく頼りにならねー馬の骨として話しは進み実はカンフーの達人だったことが分かってカタルシスが急上昇し、個性的なギャングの復讐がエスカレートするにつれ、タン・ロンのカンフーの見せ所も手製のダーツやおなじみの電光石火なヌンチャクとかで見た目にとっても痛そうに個性的なギャングを叩きのめしてくれるのだ。ああ、気持ちいいっ。んでもあれって絶対フィルムを若干早廻しで編集してるよな、早すぎるもん。ちなみにおれがヤンチャしてたころ、何回かヌンチャクでガキを殴ったことあんだけど、実際はリー師匠みたいにヌンチャクは振り切れずに当たったら跳ね返ってきて殴ったおれも危ねーのだ。ってかおれはヌンチャクの達人じゃねーけどな。それは置いといて、んでまたトリはこれまたおなじみのチャック・ノリスが巨大化した怪人なみのスケールでローマのコロッセオに現れて、西部劇ならカラスのカーなのだろうが、可愛い仔猫のにゃーおで実はスタジオセットでの一騎打ちの闘いがはじまるのだが、リー師匠とノリスが睨み合いながら何故だか服を脱ぐ場面はホモっぽくてドキドキしちゃうの。意外なのはイギリス領土だった頃の香港映画だから、みなさんコテコテのアジア面なのに気恥ずかしいクリスチャンネームでおれたちが英語の授業でならったよーなキングス・イングリッシュを喋るので、それはそれで違和感があって面白いのだ。まあ、本編は一時間半くらいでいい加減なくらい展開が速いので平成生まれのガキは一度観てみろ。