赤い靴~履~いてたぁ~お~ん~な~の~こぉ~ひぃ~じい~さんに~連~れられ~て~逝~っちゃ~ったぁ~。
ってなわけでみなとみらい線の馬車道駅を下車して雨の中赤レンガでヤボ用だったのだ。この雨の中だよ。屋外だよ。普段はホテル、展示会場、劇場とか無茶苦茶インドアでもやしっ子なとこでのヤボだからお外でしかも雨とかは苦手なのだ。ああ、早く帰りたい。んでもってヤボ用っていっても電気屋の手伝いに借り出されてだから本職じゃなくてバイトみたいなもんなのだ。ああ、断りゃよかった。
んでもこのご時勢、銭になるんだったら呼ばれりゃあいくのだ。身体も空いてたしな。そんでも雨の中で風も凄いんだぜ。やっぱし来るんじゃなかったか。
この雨の中ケーブル引き回してテントの中に蛍光灯を取り付けるんだぜ。感電するだろ、いや、フツーは感電すんだよ。よくわからんけど電源入れてなくても感電すんの。ったくよ。ズボンとブーツがぐしょぐしょじゃんか。ああ、帰りたい。ちなみに以前、イントレってな鉄骨の足場に触ったらビビッと感電したのだ。照明屋がたくさんのとパーライトをジャンジャン取り付けやがってな、それが漏電してたのだ。ったくふざけんなよバカ野郎、舐めた仕事しやがって。
クソ、死ぬまで微妙に感電してやがれ。
だから電気は嫌いなのだ。そもそも電気とか幽霊とか目に見えないものなんか信じないもん。うわあ、寒い。寒い寒みーよ。サミー・ディビス・ジュニア。サミー・ソーサー。あ、なんか壊れてきてるか。なんかおれにとって凄く大切なものを失おうとしている。嗚呼、日が暮れて雨足はどんどん酷くなってくるのだ。ってなことで、気がふれたフリして帰ってきたのだ。嗚呼……。