おれのネコ好きは有名なはずなのだ。
少なくとも地獄へズンドコ! の深淵を垣間見た紳士熟女のおとっつあん、おっかさんの連中には有名なはずなのだ。
なんなら【ブログ内検索】で無駄な時間を過してくれ。
だからどーだってーと、台風でおれのアパートのテレビアンテナが吹っ飛んだのだ。
しかたないので、いつもの立呑み屋のテレビでバカ政治とくだらねーデブをコキおろし、腹がへったのでラーメン屋にいく途中…。
ジャンジャン車が通る一方通行に、たくさんのにゃーにゃが、にゃおにゃおしてるじゃないか。
非常に危ういのだ。
見てるとブチの子猫二匹と親一匹の家族、キジの子猫三匹と親一匹、正体不明の白地に黒ブチの成ネコが一匹、まだ数匹いたような…。
んでもって、キジ子猫の一匹が多分に生後三ヶ月あたりでかなり危うい。
轢かれてしまうぞ。
あまり危ういのなら、連れて帰ろうとハラハラ見てたのだが、とにかく親猫と仲良しなのだ。
これも困った。
連れて帰るにしのびない。
あまり坊主の大人の男が暗闇でネコを見てるのもなんなので、まあ、ラーメン食って、でも戻って見てたのだ。
さっきよりもキジの親子は寄ってくれるのだが、まあ、まだ親猫の乳に頭を突っ込んでじゃれている。
でもね、ここは自動車といって、今んとこ人類の限界に近い、そして自滅しようとしている微妙なものが通る場所なのだよ。気をつけないと、お前さんがたも、愚かな犠牲になってしまうのだよ。
えーと、ネコ語でゆーところの「ぶんぶんがバカのきっちきちなもんで、ぼろぼろのぐずぐずなもんだから、ひくひくきゃんきゃんのびゅーんびゅーんにしとかないと、にゃおにゃおがげろげろのべろべろにゃんにゃん」
と、一応噛んで含めるように忠告しておいたのだ。
おれは正気なのだ。
でも、実のところおれはどーしたらよいのだ。
キジファミリー都合四匹も飼えないし。
すべては台風に飛ばされたウチのアンテナが悪いのだ。