おれには霊感とかゆーめーわくなもんがないので、とても自由なのだ。
そんでも心霊写真とか超常現象とか大好きで、そのくせ観ちゃうと夜中のトイレやドアの透き間や頭をシャンプーしてるとき、眼をつぶるのが恐くなるのだ。
最近の心霊写真は凄いな。
心霊がすんごくクリアで心霊っぽくないってーか、なんかアメリカンでしおらしくないのだ。
昭和の心霊写真は、まだ通りすがりっぽくて恥ずかしがりやで、そこはかとなく心霊だったのにな。
ミッキーマウスのジグゾーパズルで歌麿とか平気で作れそうな霊能者のみなさんなんかは、とても顔には見えないものまで地縛霊とかいいはって、突っ込みところ満載だったのだ。
おれはゲゲゲじゃないので、アジア全般の心霊傾向は知らんのだが、とりあえず日本の心霊的要素は湿気の部分が多いよーな気がする。
湿気、水滴、しとしと降る雨、生ぬるい風、じとっとして肌にまとわり付く空気、周りを海で囲まれた島国。
こう書くとスプラッタ・ホラーじゃねーよな。
やっぱり怪談なのであって、暗闇と雰囲気の産物なのだ。
するってーと、デジタル・カメラが心霊のみなさんをクリアのアメリカンに写しだすのだろーか。
カメラやレンズの光学的なことにはバカ丸出しなのだが、デジタル・カメラが心霊のみなさんをデジタルにしてるのだろーか。
なんかカッコいいな。
最近のは被写体の生きているみなさんの顔を認識して、顔の部分をマーキングだかなんだかした揚げ句にサザエさんを峰不二子くらいに写すそーじゃないか。
したら、ごくフツーの森の風景とか海の風景とか写すときに、誰もいない木陰や波間に顔認識のマーキングが点いたらヤバいな。
なんかこの世のものでない、何かがデジタルされるかも知れん。
それでも写すか?