さっき起きた。
徹夜明けで起きたら夜なのでちっとブルーなのだ。
んでもって、ブルーついでに懺悔してみる。
その昔、動物プロダクションに勤めていたのだ。
だが、本当に動物が好きだと勤まらない。
ある程度、神経がマヒしてないとな。
○アルビノ(白子)の蛇を金色に塗った。『これが噂のゴールデン・パイソン!』
○アオジタトカゲの両手両足を両面テープでお腹に張った。『これがツチノコ!?』
○チンパンジーの鼻を紙粘土で高くした。『人面猿、まるで哲学者の表情!』
○別のチンパンジーを頭だけ残して全身剃毛した。『発見! ヒトとサルの混血?』
○鯉にヒトの顔を描いた。『これが本当の人面魚!?』
○柴犬に眉毛を描いただけで。『人面犬がこんなところに!』
こんなところで許してくれ。
すべて「フ○イデー」や「東京○ポーツ」が確信犯的に取材していった。カッコ内は見出しだ。うろ覚えだが。
その他「TVタックル」が、『発見! ヒトとサルの混血?』ってんで、タイランドの山奥から発見された、父親を成田空港で取材してたな。ミスターベカソとかいって。
テレビで観てたまげた。関西の動物商の「ソカベ」だったのだよ。
思いっきり日本の関西の日本人なのだ。
とてもサルと×××するよーなタマじゃない。ってゆーか……。
動物プロ仲間で有名な話は、テレビのADがカンガルーをアパートに連れて帰ったことだ。
担当の動物プロの車が事故って迎えにこれなかったらしい。
哀れなADは、嫌がるタクシーの運転手を説き伏せ、カンガルーを後部座席に苦労して乗せたらしい。
カンガルーは人間みたいに歩かない。跳ねるのね、基本は。
だから二本の脚と尻尾の三点で立って、行動する。
哀れなADの部屋はアパートの二階だ。
カンガルーは二本足で階段を昇れないのだ。
したがって哀れなADは、カンガルーの尻尾を介錯してやって、一段ずつ跳ねさせて昇らせたらしい。
哀れなADはカンガルーを自分の部屋に入れた。
大家や近所の眼が嫌なのでカーテンを閉め、コンビニに弁当を買いにいったそうな。
表に出て、ふと自分の部屋を見上げると、耳をピンと立てたカンガルーのシルエットが跳ねて見えた。
哀れなADは慌てて部屋に戻り、空腹のまま、尻尾を丸めて寝る体制ながらも、警戒してADを見つめるカンガルーと夜明けまで見つめ合ってたそうな。
あ、途中からテーマが変わってしまった。
おれは動物好きだから動物プロを辞めたのだ。
あまり、大きな声でいえないがムツ○ロウのとこも、似たようだと聞いた。
動物は可愛いし大好きだ。
そんな人々のためにあるのが動物プロだが、全部がそーだとはいえないが、なんか難しいな。
生き物で商売してもいい。客がいるからな。でも命だけは大事にしてくれ。綺麗ごとじゃなくて…。