海を翔ける(長崎の空を旅して:番外編③) | うろんころんしてみる隊

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うろんころん・・・って何かって?九州弁でして、標準語に解釈するとウロウロと「散策している」「徘徊している」・・・どちらでしょうかね?
傍から見ると限りなく後者に近いわたくしの、人生の糧にもならないつぶやきを書き留めて行こうと思います。

祈りの月よ 日の長き空の青 風を呼ぶ海の青 命が尽きる夏の月

 

 

 

揺れる地面と対峙して迎える八月の原爆の日

お盆が来れば赤とんぼが空をつうつうと舞う

クマゼミの雄たけびも様相を変える立秋の月

 

 

真面目な話し・・・お盆の入りを迎え、空気の様子も変わってきました。

暑いのは暑いのですが、ここ数日は少しばかり涼しい風が吹いてきて、午前中はエアコンを停めています。

ああ・・そう・・もうお盆。県外ナンバーをよく見かけるようになりましたな。

 

梅雨時期の大雨によって、我が家の墓周辺の土砂崩れ等が起きていないか?と八月は、お盆の墓参りというよりも、安否確認のような墓参りとなる我が家です。

なので、去年から八月に行く墓参りは、海水浴をプラスして夫と倅三号を連れだって行くようになりました。

 

夫にとっては、ばあちゃんと一緒に過ごした思い出がある場所。

今では、赤いつり橋を渡ってドライブがてら行けるようになりましたが、本来は「平戸島」というように、平戸は海に囲まれた島でございます。

まあ・・・長崎はどこもかしこも島だらけですし、お陰様で、海岸線の長さは全国二位を誇っております。全部でいくつあるのでしょうね・・・橋で繋がっているところは全部訪れたことはありますが、主だった離島には未だに足を踏み入れたことがありません。

(壱岐にいつかは行かなければならないのですが・・・かれこれ何年か計画倒れ)

 

さて、「平戸市」というと対岸の田平町も平戸市に入ります。

ついでに言えば、生月島や的山大島(あづちおおしま)や度島(たくしま)や高島といった有人島以外にも、たくさんの島々が点在している群島となっています。

 

対馬海流が流れていくこともあり、大昔から、遣隋使や遣唐使の寄港地となったり、元寇の時は海からやって来るぜの通行海になったり(なので今でも沈没した船が海底には残っています)、ポルトガルの船が入港したり、と外国の船があっちからこっちからとやってきました。その合間に、薩摩のほうから江戸まで船コースの際も往来があったり・・・・と何かと様々な交流があったのですね。

歴史を語り出すと長くなるので、今回は割愛しますが、平戸は古くから洋上における拠点のようなものであり、島そのものが要塞のようなものでした。松浦党の拠点でもありましたし。

とはいえども、この「平戸島」思った以上に広い!!それもそのはず、島の下にむかって先端(志々伎山)は佐世保の九十九島あたりまで連なっているという!

 

墓が島に渡ってすぐの場所なので、実は平戸の先端までは行ったことがありません。

行く先々の景色が美しいので、の~んびりと車で周ってようやく半分くらい周ることができました(*'ω'*)。

島で一番高い山は「安満岳」の535Mなのですが、丘陵地が海の傍まできているので道もその合間を抜けていくような感じですから、アップダウンを過ぎると、漁港町やら田園風景の広がる風光明媚でかつ変化に富んだ(まさにドライブコース)景色が広がってきます。

 

墓参りについては、度々珍道中な話を載せておりますが、

 

 

今回は、墓参り・・・ではなく海水浴についてお話をしようかと思います。

 

前振りまでの長いこと(笑)。

 

 

グーグルマップにて、平戸島の真ん中あたり(紐差町)の対馬海流側に、とびきり青い海と砂浜が映っている場所があると思います。

この一帯を「根獅子(ねしこ)ヶ浜」と言います。

さらさらのキメの細かい砂浜と遠浅の海という理想的な砂浜。

↑こちらは春の海(2026年撮影)

↑こちらは夏の海(2025年撮影)

 

夫曰く、昔は平戸の海は「どこでも綺麗かった」そうで、水中眼鏡つけて潜れば、熱帯魚みたいなキレイな魚がいくらでもいた・・と。一日中海のなかにいたそうです。

 

わたくしのように、海=有明海だと、「子どもの頃は海で泳がんかったん?」と言われても、そもそも有明海におけるビーチというものは・・・・とそこから説明が必要に。

どうも互いに「海水浴」に対するイメージが違うと思っていたら、この海に来て納得いたしましたよ。白い砂浜と青い海!!海がリゾートを為しておる!!

そりゃあ、海は目の前にどがしこでもありましたが・・「海水浴」としての海ではありませぬ。

 

それでも、わたくしの中の海といえば、「有明海」なのであります。フフフ母なる海♡

 

 

根獅子の海の美しさは、このような遠浅が続いているところでしょう。

春は高波でしたが、夏は湾岸に向かってくる波も、近場の岩場には白波が打ちつけられていましたが、膝下ほどの遠浅に向かって入って来るので、穏やかで引っ張られない。

水着じゃなくても、波を受けながら海に浸ることができます。まあ最終的にはズボンが濡れるのですが・・・。

海水の透明度もさることながら、流れるようにして寄せてくる波はとても心地よく、ザバザバと波を蹴って沖へと歩んでいきたくなります。温められた海水の上を、ひんやりとした新しい波が寄せてくるのが気持ちの良い瞬間です。海のなかにずっと浸かっていたい気持ちがわかるような気もします。

時々、エイの子が泳いで砂に潜る姿が見られました。海面がきれいなので透けて見える。

 

心もウキウキとして、海の中を翔けていくような心持でありました。

 

 

二人が泳いでいる間、自分は少し離れたところにあるお墓にお参りをしに行きます。

あまり色々と書きこむと、話が取っ散らかってしまいそうなので、またいつかゆっくりと。

 

 

追:夏から秋にかけては、一年のうちで潮位が一番たかくなります。低い冬場と比べると約30㎝は高いそうです。特に、今日は新月の大潮なので、海面がより高い状態となります。台風や低気圧が近づいている場合は、波もまた高くなりますので注意が必要になります。

お盆の頃は海に入るな~と言われていたのも、このように潮位が高いうえに、台風や低気圧の接近などによる高潮や副振動(あびき)によって、高波に攫われやすく危ないから注意する必要があるという、昔からの伝承なのかも知れませんね。