如何に活かすかイカの天麩羅 | うろんころんしてみる隊

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うろんころん・・・って何かって?九州弁でして、標準語に解釈するとウロウロと「散策している」「徘徊している」・・・どちらでしょうかね?
傍から見ると限りなく後者に近いわたくしの、人生の糧にもならないつぶやきを書き留めて行こうと思います。

水無月の輝くそらと薫風と  薔薇は散りて紫陽花のあお

水田の代掻きありて風通る  枇杷は落ちて紫陽花のあか

 

 

 

昔おばあちゃんたちがよく「齢をとるたびに時間の経つとの早かとよ、一年が一月のごと経っていく」とぼやいておられたが、ほんと・・・齢をとるたびに一日一月の過ぎるのが早い事!

 

わたしのようなのろい人間だと、「あ~何ばせんばかね~」と思ううちに一日が過ぎ、「あ~いい加減あいばなおさんば(片づけなきゃ)ね~」と思ううちに一月がたち、「あ~また一年の経ったよ・・・」と思ううちに本当に一年が経っているという具合。

光速通信のようにして情報が進んでいくのであれば、ほぼ気づかぬうちに世の情報が過ぎ去っていて、サブリミナル効果のように何かの暗示を挟まれても、まず気づかぬうちに映像が過ぎ去ってしまっているだろうと思う。

 

まあそれでも生きてはいるので、その為にやることは沢山ある。ましてや、こんなポンコツでも主計係である以上は、責任を持って我が家の家計をまわさなければならない。

 

も~何でん高いんよ~

 

我が家の家計は予算制度。

万が一の事を考えて、取りあえず当月の月給を翌々月の予算として用意する感じ。なので、大体同じ予算で同じようにして使うので、この数年生活費は変わらない(残ったら予備に回す)

物価上昇対策としてはせせこましいが、何かを買う為には何かを犠牲にして減らすしかない。お気の毒だが、おかずにならない嗜好品が一番のやり玉にあがってしまう。

 

兎も角「米(炭水化物)」である!そして「肉魚卵大豆(タンパク質)」であり「野菜(ミネラル)」なのである。あとは牛乳やヨーグルト等・・・残りがデザート類としての嗜好品。

 

それでも、たまには旬の果物にも目をやってみる。旬のじげもんもありがたくいただく。

 

今日は・・・おお「ヤリイカ」が並んでいる。一杯のものも並んでいるけれど・・刺身用におろしてあるものもあったので、そちらを購入。どうしようかね・・・天麩羅か(恐怖だが)。

揚げ仲間として魚のすり身と・・・かき揚げでもするか・・・と冷蔵庫の中身と相談してオカズの量を増やす。

 

恐怖の天麩羅・・・だって、相手は「イカ」である。

「しかしイカちゃん・・・あなたのおめめはどうして・・・こう目力があるんだろ・・・」

イカの足を小分けするために、キッチンバサミで刃をいれる・・・膜が薄いためか、目が・・・目ん玉が・・・眼球がっ・・・表皮に引っ張られて・・・ナンカ・・・訴えてるヨウナ・・・。

 

殺生をすることへの後ろめたさを、イカちゃんのふたつの目で無言の圧をかけてくる。

 

う・・・ごめんヨ。君のいのちは有難くいただきますともさ・・・。

 

天麩羅粉をつけて馴染ませておく。他の材料の準備もできたので、油を入れて久しぶりの揚げ物とあいなりましょう。

初手は無難なすり身から・・・これはまあいい。次に行くぜぃ!イ克y・・・油の海を泳ぎだすイカの身を遠くから見守って(その距離約二尺)・・・片手にはゼルダのハイリアの盾の如くして鍋蓋を構えては「そろそろか?」と近づく・・・

 

刹那、本能に訴えてくる危険信号と共に「パアァァァ・・ン」

 

ヒイッ(゚Д゚;) 

 

イカちゃん・・・あなたの身体はなんで出来ているのですか?こちらの体も跳ねながらハイリアの盾を片手に戦いを挑む。水気は取っても、不意打ちで何度もはじけ飛ぶイカちゃんとの死闘。

 

鍋の周りには無数の油の跡が・・・。のこりのかき揚げたちの何とも静かな揚がりかな。

 

ところが、家庭科赤点先生のこの死闘を何とも思わん連中が現れる。そして、バッドにあがったイカやらかき揚げやらをチマチマとつまみ食いしていくのである。

 

「こらっ減るじゃろうが!やめんか」倅二号は口元を緩ませ逃げていく。汁はできているから注いでよねと仕事を頼む。一人減ったらまた次が!倅一号もチマチマとかき揚げのくずをつまみ食いしていく。

 

まったく、あのイカちゃんの何やら訴える目ん玉なんぞ気にもならんだろう!相変わらず無言で飯に食らいついている倅共を見ながら、やれやれと思うのであった。

 

まあでも暑くなるので、夏本番に向けてしっかりと体力をつけて欲しいところ。

 

命がまた命を繋ぐ。こうして元気をくれる食べ物たち。ありがとう、ご馳走様でした。