毎年恒例となっている、1月3日の新春初登山。
今年も神奈川県の霊峰・大山へ行ってきました。
今回はいつものルートではなく、ヤビツ峠から「諸戸尾根(もろとおね)」入口を入る少しマイナーな道を選択。新しい発見に満ちた一年のスタートです。
❄️ 霜が降りる静寂の森を抜けて
歩き出しは、冬ならではの凛とした空気の中。
足元を見ると、落ち葉には真っ白な霜が降り、夏には水が流れているであろう沢も、今は白い霜と枯葉に覆われて静まり返っていました。
このルートは人通りが少なく、山頂までの約2時間、誰ともすれ違うことがありませんでした。
木々に結ばれたピンクのリボンを頼りに、一歩一歩進みます。(私は心強い仲間の後ろをついていくだけですが……笑)
途中、ミツマタの群生地を見つけました。
今はまだ蕾ですが、2月〜3月頃には黄色い花でいっぱいになるはず。その光景を想像しながら歩くのも、登山の楽しみの一つですね。
🗻 正月の富士山に背中を押されて
山頂が近づき、ふと振り返ると、そこには雲ひとつない富士山が!
お正月に富士山を拝めると、なぜこんなに嬉しい気持ちになるのでしょうか。日本人としてのDNAが騒ぐような、背筋が伸びる思いがします。
山頂近くには霜が凍って滑りそうな場所もありましたが、裏口からひっそりと登頂するような、特別感のあるルートでした。
⛩️ 山頂の寒さと、賑わいの下社
山頂の気温はマイナス7℃!
数字で見ると驚きますが、体を動かしていたおかげで、それほど寒さは感じませんでした。
山頂からは相模湾、そして神奈川県を一望できる大パノラマ!
その後、先日山火事があった日向薬師方面を避け、阿夫利神社下社へ向かいます。
下社では**「茅の輪(ちのわ)くぐり」**でお参り。
作法に従って左、右,左と八の字を描くように周るのが基本。確認しながら周っていたら、後ろがあっという間に行列になってしまい、少し申し訳ない気持ちになりつつも、しっかり一年の健康を祈願してきました。
🪨 女坂を下って。28丁目の達成感
帰路は「女坂」を通って下山。
大山は山頂(本社)が**「28丁目」**。富士山が10合目までなのを考えると、もし登りで「やっと10丁目だ!」と思った時に、ゴールが28丁目だと知ったら……心が折れてしまいそうです(笑)。
「丁目」の由来: もともとは距離の単位(1丁=約109m)でしたが、大山のような信仰の山では、道端に置かれた**「丁石(ちょうせき)」**という石柱の数を数えます。
静かだった登りの道とは対照的な、お正月らしい活気を感じながら14:00には無事下山しました。
🍻 変わらない仲間と、最高の年始
下山後は、2年前にも訪れた馴染みのお店へ。
美味しい食事とお酒で、一日の疲れが溶けていきます。
今年は何回山へ行けるか分かりませんが、こうして気兼ねなく笑い合える仲間と新年をスタートできたことが、何よりの幸せです。
最高の天候と、最高の仲間に感謝!
皆さま、本年もよろしくお願いいたします。






