赤、青、そして黄色へ。千住宿歴史プチテラス「黄色展」前期を振り返って
赤展、青展に続き、今回は「黄色展」。
北千住の千住宿歴史プチテラスで開催された、色をテーマにしたグループ展です。
今回は前期・後期の二部制。私は前期に参加し、8人の作家がそれぞれの「黄色」を表現しました。
私の出展作品
「萌」― ミツマタ
A3ノビの写真をA2額に収め、黄色いマットを合わせました。
和紙の原料として知られるミツマタ。三つに分かれた枝先に咲く白と黄色の花を、黒い背景に浮かび上がらせました。
「起」― ヒマワリ
自分で漉いた越前和紙にプリントした作品です。
花の盛りを過ぎ、種を育てていくヒマワリ。その姿に、次の生命へと向かう力強さを感じました。
和紙の繊維や自然な縁の表情も、作品の一部です。
「盛」― ヤクシソウ
小さな黄色い花を次々と咲かせるヤクシソウ。
普段は見過ごしてしまいそうな植物にも、美しい形や生命力があります。そんな姿を写真に残したいと思っています。
歴史ある会場での展示
千住宿歴史プチテラスは、木の柱や梁が残る趣のある建物です。
建物を傷つけないよう、釘や粘着材は使えません。展示方法にも制限がありますが、皆で知恵を出し合い、柱の間に突っ張り棒を渡してワイヤーを固定する方法に落ち着きました。
こうした工夫も、展覧会づくりの一部です。
嬉しかった来場者との交流
今回は足立区のホームページやフリーペーパーでも紹介していただき、区議会議員の方々も4人ほどお越しくださいました。
「以前にも来ました」というリピーターの方がいらしたことも嬉しい出来事でした。
展示を続けることで、少しずつ人とのつながりが広がっているように感じます。
作家たちによるライブペインティング
在廊する作家が少しずつ描き加え、ひとつの作品を仕上げていくライブペインティング。
それぞれの表現が重なり、画面が変化していくのが面白いところです。
企画のHOUKOHさんはアイデアが豊富で、先を見据えたさまざまなプロジェクトも進めています。これからの展開も楽しみです。
北千住の街とお祭り
会場のある千住は、かつて日光街道の宿場町として栄えた街。
この日は千住河原町のお祭りがあり、子どもたちのお神輿が会場の前を通っていきました。
展覧会とともに、地域の歴史や暮らしを感じられる一日でした。
後期の黄色展も楽しみです
私が参加した前期は10月12日で終了しましたが、10月17日からは作家が入れ替わり、後期の展示が始まります。
同じ黄色でも、作家によって表現はさまざま。後期にはどんな世界が広がるのか、私も楽しみにしています。
黄色展・後期
2026年10月17日(土)〜28日(水)
千住宿歴史プチテラスギャラリー
入場無料
赤、青、そして黄色。
色を通して作品や人がつながる、貴重な機会となりました。
ご来場くださった皆さま、ご一緒した作家の皆さま、そして企画・運営に携わってくださった皆さま、ありがとうございました。











