同世代の友人たちが皆、還暦という大きな節目を迎えました。
現役を退いたり、新しい趣味を始めたりと、それぞれが「第二の人生」へとシフトチェンジしている今日この頃。ふと、「みんな、今はどうしているのかな」と顔が浮かびます。
そんな折、私にも一つの大きな転機が訪れました。
実は2月に、新宿の京王プラザホテルでグループ写真展を開催することになりました。
SNSで繋がっている人にはすでにお知らせしましたが、今回はどうしても「あえて」ハガキを送りたい人たちがいました。
小学校、中学校、高校、大学、そしてかつての職場。
今、SNSでは繋がっていないけれど、私の記憶の中に確かにいる大切な人たちです。
宛名を書く時間は、まるでタイムマシンのようでした。
「あの時、一緒に笑ったな」「先生は今もお元気かな」
一人ひとりの顔を思い浮かべながらペンを動かすうちに、昔の記憶が鮮やかに蘇ってきます。
ところが、ここで思わぬ問題が発生しました。
ハガキ代が85円に値上げされていたのです。
手元にある古い切手たちを無駄にしたくない一心で、50円、30円、5円……とパズルのように組み合わせて貼っていきました。
その結果、ハガキの余白を埋め尽くした、85円分の再会。 🧩
メッセージを書くスペースはほとんどなくなってしまいましたが、このびっしりと貼られた切手の重みこそが、私の「会いたい」という切実なエネルギーそのものです。
白内障の手術を経て、長年連れ添ったメガネ 👓 を外した今の私。
もし会場で会えたら、すぐに私だと気づいてもらえるでしょうか?
節操ないかもしれないけれど、この不器用なハガキが、止まっていた時間を動かしてくれることを願っています。 2月、あの静かなギャラリーで、誰かと再会できる奇跡を信じて待っています。


