運命的美学としての結界
土屋グループ銀座ショールーム
12月1日(金)〜24(日)
結界という言葉を聞いたことありますか?
結界とは、神聖な場所を守るたまに設置される境界線や、障壁を指します。
仏教用語で、日本の神道にも同じような考え方があります。
わかりやすいところでは、お葬式などで見かける幕やしめ縄は、結界を作るために飾られています。
この結界を装飾するために作られた芸術作品が「屏風」であり、蝋や木や竹を使った彫刻などがこれに含まれます。
葛飾北斎の龍図・鳳凰好きはとてもエネルギーに満ちた感じでした。
東に赤、インテリア風水で言われているそうです。
太陽が昇る方向に強い色を置くといい
龍図
この作品は本金箔の上に刷っているそうで、電気がついていると鱗の部分や周りの金が輝いてくる。
消えていると向こう側から輝いてくるそうです。
鳳凰図は北斎80歳の時の作品だそうです。
作品の解説については、下の動画で詳しく解説されています。
↓
今回の展示は
清藤誠司さんと山路恭世さんとのコラボ
山路恭世さんは、金屏風の制作を担っている老舗「泰山堂」オーナー
普段は国宝の修復や、ホテル、首相官邸などに屏風を納品しています。がこの度は個人が飾れるような作品を制作されました。
株式会社泰山堂
泰山堂は、広島にて創業130年 式典用「金箔屏風」の製作に軸を置き、「ハレの場」の創出に貢献して参りました。また、未来における「屏風」や「金箔」「和紙」の在り方と向き合いながら、伝統の技術も継承しつつ新たな空間、新たな演出、アートと手を携えて歩んで参りたい。その先に、日本人が海外に対して誇りに感じる文化形成にお役に立てるよう心がけております。
私が伺ったのは閉館間際。
貸し切り状態で見せていただきました。
パワースポットで写真も撮ってもらいました。
ありがとうございました。