約束の旅
2019.11.23〜2020.01.26
世田谷美術館
写真を撮り始めた頃は、あまり写真を見るということはしていなかったのと、モノクロの写真はつまらないみたいに思っていました。
そういった意味では5年前に見た奈良原一高の世界は衝撃的で強く印象に残っています。
そして、その奈良原一高さんの写真展があると
知ったのは最近。
これはみたいと思って見に行きました。
世田谷美術館は、最寄駅から少し離れているので、行くぞ!と気合を入れなくてはなかなか行けません。
貧乏性の私は、何か見に行くときはなにかと抱き合わせで梯子してみることが多いから。
人間が生きる条件とは何かを思索しながら、戦後日本の新しい写真表現を切り開いた奈良原一高。
本展では、1960年代のシリーズ「スペイン 偉大なる午後」に着目します。
1962年から65年まで、自らの表現を問い直そうとヨーロッパに滞在した奈良原は、憧れのスペインで濃密なな日々をすごしました。
本展は「スペイン 偉大なる午後」から120点を厳選し.ニュープリントにより.3章構成で紹介します。
同時期の対照的なシリーズ「ヨーロッパ・静止した時間」の静謐さをたたえる15点も含め、135点で奈良原の「約束の旅」の軌跡をたどります。
パンフレットより抜粋
遠い都市
塔 セゴピア
第一室がこの ヨーロッパ静止した時間。
奈良原はパリを老婆のような待ちと評し、公園の並木を行き過ぎる若者や老年のカップルを眺めながら、人は死によって人生を完成させるのだとの思いに沈みました。
このヨーロッパの静止した時間は、1965・11 朝日カメラなどに部分掲載されたあと、1967年には奈良原の写真集として発表され色々な賞を受けて話題になりました。
フェイスタ
パンプローナの牛追い祭りとして知られるサン•:フェルミン祭りから始まります。
若者たちの爆発する喜びと
誰でもが分け隔てなく祭に参加できることに感動します。
観光者むけにフラメンコを見せるタブラオ(ライブハウス)よりも路上で歌い踊る若者に心惹かれています。
町から村へ
バヤ・コン・ディオス
スペイン語でさよならの意味
直訳すれば神とともにおいきなさい
となる奥ゆかしい挨拶の言葉を送られながら
北はアルタミラの洞窟から南ハアンダルシタの路地裏まで巡った
白い壁と路地が印象的だった。
一度自分の目でも確かめたいなと思うような光景が広がっていました。
きっとそこに住む人にとっては当たり前の景色で、珍しくもないのだろうけど…
闘牛の時に演奏される
パソ・ドブレという形式の有名な曲
200頭もの闘牛を見ているこれは尋常では無い数
舞うように闘牛士と牛が接近する時、奈良原は一瞬の真空を感じ、生と死の交わりを成就する場が現れると見ています。
ここの章は
とにかく気迫.臨場感が伝わってくる写真何多く
見ていても手に汗を握る感じでした。
そして、
情熱の国スペイン人のめり込むのもわかるような気がしました。
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00196





