全国選抜マリンバ大会 70回
2019年10月20日 豊洲シビックセンターホール
本物の音は、違う〜
同僚が、長らくマリンバを習っていると言うことは聞いていたが、はて、マリンバとは?
どんな楽器なんだろう???
聞くと木琴の一種とは聞いていましたが、
マリンバとは?
木製の音板を持つ鍵盤打楽器で、いわゆる木琴の一種。
ピアノと同様の配列をした木製の鍵盤をマレットと呼ばれるバチで叩いて演奏します。
同じ、木琴の一種のシロフォンよりも鍵盤が広く厚く作られています。そのために深みのある音色を表現できます。
1番の特徴は、鍵盤の下に各音階によって長さの変えた共鳴用の金属管が設けられていており、その下端を閉じることにより、鍵盤の音に共鳴し、増幅させます。
起源は、アフリカにあると言われ、木の板を並べた下にひょうたんをぶら下げて共鳴管の役割を果たしたと言われています。
リンバは、アフリカのバントゥー語群で、木の棒を意味して、マは、多くの数を表す接頭語。つまり、「マリンバ」は、多数の木の棒からなる楽器という意味だそうです。
大きなマリンバは長さが3メートル位ありそうで、
一つのマリンバに2人で演奏していました。
一人でこの大きなマリンバを操っている人もいました。
ざっと見た感じ5オクターブ くらいの音域があるかな?と思いました。
ピアノの伴奏がある曲や、
マリンバだけのアンサンブル、ソロと色々ありました。
アンサンブルでは大きなマリンバが5台、6台とステーいっぱいに並び迫力です。
もともと木なので音は柔らかい感じです。
色々と技法があるのだと思いますが、
私はマレットと言われるバチさばきの凄さにびっくり。
よくよく見るとマレットの先端の色、大きさ違いました。
赤、白、青、黄色…
硬さが違うそうです。
その硬さによって音色が変わります。
材質も違うようです。
曲によっては、
演奏する人の脇にマレット置きがあって、
曲の途中で持ち替えたりしていました。
両手でマレットを使い、
それぞれ違う動きをするのも私にはできないことですが、
片手に2本ずつ、つまり両手で、4本。
同時に鍵盤を叩いたり、1本だけ叩いたり、
これでびっくりしていたら、
ソロの演奏をする方が、全部でマレットを10本くらい持って登場し、左手2本、右手3本、マリンバの両脇に1本ずつ、真ん中前方に2本おいて、途中で持ち替えたりしながら演奏されたのはびっくりしました。
3本持って音をいっぺんに叩いて出すにはきっと持つ角度も大切なんではないか?と思ったり…
そして、
途中、マレットをひっくり返して、ただの棒の後ろで叩いたり、奇想天外!
木の音で優しく温かい音がするので、
童謡とかとても合うなぁと思いました。
平成メドレーで、ドラムも入れて演奏しているところもありました。
ホップな曲もアレンジの仕方でいけるんですね!
音楽には普段全然縁がないので、なかなか音楽を聴く機会がありません。
マリンバって楽器も初めて。
初めてだったから、
何もかもが、知らないことばかりで、
見ていても、聞いていても、楽しかったです。
今日はこんな機会をありがとう。