閑静な住宅街の中でもひときわ大きなお屋敷です。
ここは、猪俣股猛ご夫妻の邸宅で昭和48年に建てられました。
建物だけで112坪あるそうです。
今は世田谷区に寄贈されて、区の管理となっていて無料で見ることができます。
ボランティアの方に解説をしてもらうことでより、より興味を持って見学し、写真を撮ることができました。
ここは建築家として有名な吉田五十八設計の邸宅で、ボランティアガイドを受けるときにまず建築関係の方ですか?と聞かれました。
私たちは写真が目的だったのですが、建築関係の方にはより詳しい説明があったのだと思います。
玄関から入ると庭の景色が目に飛び込みます。
玄関に入って庭が見えるところなんて初めてです。
ここはお能の舞台をイメージして作られているそうです。
数寄屋造ではありますが、洋風生活が長かったこともあるのでしょう、畳の部屋は少なく、ここは絨毯でした。
見ての通り、広い庭が見えます。そして、ここの窓は真ん中に柱がないのが特徴です。
額縁効果で庭がさらに素敵に見えます。
耐震構想になっていて柱がなくても大丈夫な構造になっているそうです。
外を見るとお茶室があります。
そして居間とダイニングの仕切りのところ。
全てにおいて、引き戸になっている、扉の溝はきっちり計算されていて、角に当たるところはきっちり90ど。
和室にある障子も職人泣かせ。
奥の部屋
ここは庭に向けてソファが置いてあります。
お庭を眺めて座る場所なんでしょうね。
今の時期は、窓を全開にしていても気持ちがいい感じです。
桟がとても細くて、障子を貼るのも一苦労だそうです。
ここは、雪灯りをとるために、障子が上にスライドするようになっています。
そして、ここの廊下は、珍しく畳が敷き詰められています。
ここの外にあるひさしは、夏場と冬場なの太陽の高さを考えて、季節によってどこまで光が差し込むか考えられています。
きっちりした感じの床の間です。
窓はすべて、障子、網戸、ガラス戸、木の扉と四重構造。戸袋はなく、とてもスマートなつくりになっていめす。
なんと、この窓の開閉に一回30分かかるそうで、そのために2人の人を雇っているそうです。
ここ、猪俣庭園は、全てが芸術作品で、リラックスどころか、緊張〜って感じ。
空気が澄んでいる感じかな?
でも、意外なことに、触らないでくださいという札は見ませんでした。
置かれているソファーもここに座ってくださいという感じでテーブルに写真のファイルが置かれていたので座っちゃいました。














