タチアオイ(立葵)、ムクゲ(槿)、フヨウ(芙蓉)の違い | iPhone写真家 SETSUKOのブログ

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iPhoneで写真を撮って自分好みに加工をするiPhone写真にはまりました。主に身の回りにある植物や風景を撮っています。小さな植物にも名前が付いていること、面白い特徴があること、植物の世界の不思議にも魅せられています2022.01からはiPhone13PRO です。


今の時期、タチアオイ、ムクゲ、フヨウ、似た花が重なって咲いていて、どっちだっけ?
簡単な見分け方をまとめました。

すべて、
アオイ科です。
そもそもすべて同じ科とは兄弟みたいなもの。 


タチアオイ(立葵)

アオイ科の多年

他の2つが木本に対してこれは草です。
花は下の段から咲き始めて上に登っていきます。

花の中心が淡い緑色

茎の下の方に葉が付きます。

5月下旬から7月上旬に花が咲きます。
これは6月3日撮影
まっすぐな茎に直接花が付いているのが特徴的!

ヒゲのような細いめしべが遅れてでてきます。
これは雄性先熟といって最初に雄しべが顔を出して花粉を撤布し、その後からめしべが顔を出して成熟します。


葉っぱの形



ムクゲ(木槿)


アオイ科フヨウ属の落葉樹
ムクゲは韓国の国家です。

縦に伸びてしげる感じです。

葉っぱは、卵型で、葉縁には不揃いの鋸歯があり、大半が浅く三裂します。
そして葉っぱ色は濃い緑色です。

花の中心は紅色です。花の色は色の他に紅紫色
めしべの先端はまっすぐでくっついています。

花の時期は6月下旬から10月
梅雨の頃から咲き、芙蓉より早く咲く。
これは7月12日撮影


フヨウ(芙蓉)

アオイ科フヨウ属の落葉樹
葉っぱの形が特徴的。

花の大きさはムクゲよりも一回り大きい。
花期は、7月下旬から10月
撮影は7月19日


葉っぱは五角形状
枝を横に広げてます。



咲き終わり…?
めしべが顔を出していました。

めしべの先端が5裂して上に曲がっています。
そして沢山の雄しべが下についています。