ヌードといってまず思い浮かべるのは、裸。
恥ずかしい、見せるものではない、性、エロティック
どちらかというと、表立っては話題にはできない
イメージがありました。
流石にもう人生もターニングポイントを超えると、
ヌードと口に出すのは、以前に比べれば抵抗は薄らぎました。
そして、芸術の世界では切っても切り離せないものだというのも理解できるようになりました。
なんといっても、
美の象徴であり、
愛の表現として、
そのまんまというのは自然のことだと思います。
今回の展覧会は、イギリスのテート・コレクション
の120点を中心に200年にわたる芸術家たちの裸体表現のストーリーを見ることができます。
みどころ
1 テーマはヌード 西洋の芸術家たちの挑戦の軌跡を追う
2 近現代美術の殿堂、英国テートからヌードの傑作が集結
3ロダンの大理石彫刻<接吻>が日本初公開
物語とヌード
19世紀イギリスビクトリア朝時代は、一般的には裸体の描写は許されていませんでした。ただし、歴史画は唯一ヌードを描くことができるジャンルでした。
親密な眼差し
19世紀後半になると物語に由来しない同時代の女性をモデルとしたヌードが日常生活に根ざした室内で描かれるようになります。
モダンヌード
ヌードそのものが、歴史や物語の文脈から離れて独自のジャンルを確立するするに従って、身体を新たな視点で捉え、造形的なアプローチを乱した表現が見られるようになりました。
エロティック・ヌード
愛と性をテーマにした作品を時代を超えてし紹介しています。
ベッドルームの裸の男女をスケッチに止めたターナー(風景画のターナーと思っていたので、こんな絵も描くのだとびっくり!!)
売春宿を覗き見るかなような視点で表したピカソ(よくよくみると、細部までしっかり描かれていてまたまたびっくり!ごちゃごちゃしているので一見はよくわからないのですが…)
同性愛を描いたホックニー(今でこそ認知されていますが、当時は、そういう題材で描くことには抵抗はなかったのかな?と思ったり…)
性行為における女性の優位性に言及したブルジョワ(ひえ~のひと言)
愛の行為に迫る芸術家たちの取り組みが見られました
レアリスムとシュルレアリスム
1920年代から1940年にかけてのヌードの歴史ではシュルレアリスムトレアリスムという二つの流派が主導。
「生」という「無意識」に対して新しい味理念を持ち合わせたシュルレアリストは、、夢や欲望といった未知の霊異記に踏み込むことで新たな表現を模索。一方、レアリストたちは革新性にとんだ表現が生み出されました。
肉体を捉える筆触
1950年以降、絵画の筆触により人体の物質性と内面性を表した絵画が制作。
ベーコンはデフォルメされた人物像に人間存在の根源にある不安や孤独を表現。
今回の、展覧会で私が一番面白いなと思ったのがこの作家の作品
ルイーズブルジョア 母性や女性の性をテーマにして湿った紙に絵の具のにじみによる効果を生かした表現。
赤一色というのもとても印象的でした。
彼女の言葉「女性は、欲望の対象として屈辱的なポーズを強いられてきたが、私は両方の性を品位を持ってヒューマニズムを持って描く」
そしてびっくりしたのが、六本木ヒルズにあるmaman 巨大な蜘蛛のような彫刻これが彼女の作品だったなんて知りませんでした。
身体の政治性
フェミニズムの美術家たちは、男性のの視点から女性を見るということ、人種による性のテーマなど従来のヌードをめぐる限定的な視点に異を唱えました。
ここのテーマではハッとさせられました。
儚き身体
1980年代以降、儚き移ろいゆくものとしてヌードを捉える大判の写真作品が制作されます。
ウインダムアートさんのイベントでした。










