サトイモ科の植物です。
名前の由来は花の仏炎苞の形がヒシャクの形に似ているからです。人が使うには小さいので、カラスとつけられたようです。
花は長さ5〜7センチほどの細い緑色の仏炎苞に包まれて、棒状の花軸の周りに小さな花(雄花と雌花)をつける肉穂花序です。
花序の先端に10センチほどのひものような付属体がついて、仏炎苞の外に突き出しています。
全体の高さは20〜30センチほどであまり大きくはありません。
仏炎苞は、仏像の後背部に飾りつけられる光背(仏炎)に似ているのでこのように呼ばれます。
天南星の仲間マムシグサヤ、ウラシマソウに似ていますが、大きさや太さが全然違い、すっとしています。
葉っぱは、花茎の基部から三枚の小葉からなる葉が伸びていて特徴的です。これは三枚で一枚の葉っぱです。
カラスビシャクこれは生薬、半夏として漢方薬として使われています。
球茎の外皮を除いて乾燥したものを用います。
- 主として水分の停滞、代謝障害、嘔吐を治す。また、胸痛、下から胸腹部につき上げるような痛みを治す。(薬徴)



