これは誰もが懸念している、少子高齢化
これは世界でもかつて体験したことのないことです。
薬剤師の仕事の内容もこれからは今までと変わっていきます。
新卒で仕事を始めた時、100床くらいの中小病院。
30年も前は薬歴はないし、病棟業務はないし、患者には薬の名前を教えてはいけなかったから、軟膏や目薬は、名前が紙に印刷されているもののペラっと剥がせるようになっていてわざわざ名前を剥がして渡していました。
錠剤に薬の名前を印字するなんて発想はなかったし、一包化なんかもしていませんでした。
お薬手帳もないし、カルテを見ることもない。
ただ処方箋に手書きでで書かれた処方内容を見て、それに書かれたものを正しく渡すのが使命でした。
今思うとすごくリスキーな仕事していたなぁと思います。
調剤薬局に転職して、ようやく処方箋が院外処方箋となり、いかに、正しく間違わないように、かつ早くお渡しできるか…
を経て、
電子薬歴になり、薬袋も手書きから印刷、粉も自動分包機、監査システムが入り、ピッキングもバーコードを読み取ることで入力との相違をチェックできるようになり、機械化できるところは機械化が進んできたというのは身を以て持って感じるところであります。
本日の話では、宮原富士子先生は、薬剤師はホテルの受付嬢になってしまったとおっしゃっていたのがとても印象的でした。
健康日本21(第二次)によると2025年までに健康サポート薬局を10000。
中学校区に一つ。
健康サポート薬局とは、
かかりつけ薬剤師・薬局の基本的な機能を備えた薬局のうち、地域住民による主体的な健康の維持・増進を積極的に支援する薬局
ただ、調剤をして薬を渡しているだけではなく、
健康に関する情報や、公衆衛生についても明るくなくてはいけない。
地域住民の健康維持・増進に関わる相談応需・支援
これは本当に間口が広い。
知らないことも多い。
そして、
薬剤師の仕事の
新しいジャンルの専門職、ヘルスケアプロバイダー
これはとにかく、外に出なくてはいけない。
まずは地域で薬剤師ができることを知ってもらうことが必要だと思いました。
案外何をしているのか、薬剤師が何をできるのかを知らない他職種の人が多いというのを知りました。
訪問看護や、ケアマネージャーと知り合いになることでお互いのことを知ることが大切だと思いました。
薬、新薬のことだけ知っていればいいのではなく、
制度のこと、福祉のこと等にも関心を持っていないと他職種で連携を取るときに話にならないなとも思いました。
今回、平成30年度調剤報酬改定もよくよく見ると、
国が望んでいる薬局像が浮かび上がってきます。
その意図を汲んで仕事をしていかないと、
薬局そのものの維持も難しくなるなぁと思いました。
定年までカウントダウン、このまま逃げ切れるかななんても思っていましたが、世の中のスピードは思いの外速いものです。
乗り遅れないようにしないと
私が現在勤務する薬局は健康サポート薬局はまだまだ、まずは地域支援からです。

