「お父さん、背中かいの。」

「はい。はい。どこですか?あああ、かいて傷ついてるよ。薬塗っておくよ。」

こんな会話を何度した事でしょう。

夫の「はい、はい。」の声聞きたい。

夫の声聞きたい。

どんな言葉でもいい。元気な時に録音しておけばよかったな。

息子に話すと、「声聞いたら、よけい悲しくなるから、よくないよ。」って。

ああ、天国から電話かかってきてほしいな。

今年は、喪中で、年賀状を出しませんでした。それと、年賀状じまいする人も多くなっているので、年末の喪中はがきも出しませんでした。

 

すると、お正月に10枚ほどの年賀状が届きました。

 

印刷機も2,3年前から壊れたままで、新しいのを買う気もしないので、そのままになっています。

 

それで、寒中見舞いとして五日の日に一人一人に詳しく事情を書きました。

 

今日、高校の友達から、電話がありました。もう10年以上会っていません。最初、固定電話

にかかってきましたが、途中で、スマホに切り替えました。

 

「私、誰だかわかる?」「わあ、としちゃん。」各年ぐらいに同窓会をしているのはわかっていますが、若いころに何度か行ったなり、最近は、まったくご無沙汰しています。

 

としちゃんは、地元にいるので、同窓会は、欠かさず行っています。

 

大学は英文科を出て暫く英語にかかわる仕事をしていたけれど、お母さんが美容室を持っていて、その一人娘だから、結局今は、美容室を継いでいます。

 

色々話しました。中学校は別なのですが、古王侯の進学コースに入ったのは、同じ高校から4人だけですが、なんと、もう3人も亡くなっているそうです。寂しいことです。

 

それに、としちゃんの旦那さんが、もうあと1週間ぐらいの命だって聞いてびっくり。

 

だから、私の気持ちもよくわかるって。話しながら泣いてしまいました。

 

「落ち着いたら、必ず会おう。大阪に行くからって。」

 

会えるのはとっても嬉しいけれど、年ちゃんもつらい思いをしているんだな。

 

高校の同じクラスの友達が、医者をしているので、その友達に診てもらっているようです。クラスの友達は、結構医者が多いです。

 

懐かしかったです。

 

 

 

 

 

 

今、断捨離をしています。夫の背広がいっぱいあって、2,3年前も「お父さん、もう仕事辞めたら背広着ていくことないから、整理しよう。」「そうだね。ズボンのポケットに、一万円札、よく入れているから確かめてな。」って。

 

その時、たくさん背広を袋に入れました。でも、半分以上は、残しておきました。

 

全く着ていなくて値札の付いた背広もありました。でも、もう着ることができないので、袋に入れましたがブレザーだけはもう少し残しておくことにしました。

 

それでも大きな袋、2袋できました。長袖のシャツなども、、、。買い好きなお父さんだったから、いっぱいです。

 

ズボンを見ていたら、やっぱり一万円札が出てきたのもありました。

 

それから、リックサックも見てみると、旅行好きだったから、4〰5個ほどありますが、その中に、どれも、ミニ救急袋が入れてあって、その中には、マキロン、メンソレ、バンドエード、ムヒなど入っていました。

 

お父さんらしいな。そう、これって役に立ったことがあります。ツワーで旅行した時、一人のご婦人が、こけて足から血が出ました。

 

それを見たお父さん、すぐ、その救急袋を取り出し、その方に、とても喜ばれました。

 

そんなこと2,3回ありました。そんなことを思い出しながら整理しました。

大きな旅行用バックには、自分の名刺、住所、電話番号などが書かれていました。

 

良く気配りできる夫でした。そんなことを思い出していたら、また、涙ぐんでしまいました。

 

でも、こんなにたくさんのものをごみ屋さんに出すのは心苦しいです。誰か、使ってくれる方がいてるといいんだけれど、、、。