私が心理カウンセラーになるまで《前編》 | 自由に美しく生きてゆく

自由に美しく生きてゆく

日常で感じたあれこれを、
ときに心理学の観点も織り交ぜながら、
徒然なるままに綴っています。
常識という見えない鎖から解放され自由に、
そして自分という個性を愛する美しい女性になれるような
情報を発信していきます。

私、心理カウンセラーになったんです。
これから活動していきます。

こんなこと、言える日が来るとは思っていなかった。


こんにちは。
強く美しい心で理想の未来を引き寄せる、自由の女神こと心屋リセットカウンセリングマスターのゆみ姐です。

今日は私が心理カウンセラーと名乗るまでの道のりを長々と(笑)書いていこうかなと。
プロフィールの代わりです。


* * *

私が初めて心理カウンセラーという仕事に興味を抱いたのは、たぶん大学生の時だったと思う。

それ以前から本を読むのが好きだったので、色んなジャンルの本を読んでいた中で、特に好んで読んだのが人の心理について書かれていたもの。
「FBI心理分析官」
「快楽殺人の心理
「ジェニーの中の400人」
「ビリー・ミリガンシリーズ」
「アルジャーノンに花束を」※これはフィクション
当時(1993年みたいなので、もう25年も前)、流行ってました。


大学生の時、学んでいたのは英語だったけど、それ以上に興味深かったのが心理学の授業。
相変わらず心理について書かれている本を読むのが好きで。
そういうのを知っていた同級生から「心理を扱うお仕事が向いてるんじゃない?」と言われてから意識するように。

でもどうやったらそんなお仕事に就けるか、当時は全然わからなくて。
普通の企業に就職して、相変わらず本だけは読みながら、心理の世界は趣味の域だった。

* * *

初めて「心理カウンセラーになりたい」と動いたのが2006年のこと。
インターネットでスクールを探し、民間のカウンセラー養成コースに申し込んで通学。
ここでは心理学やカウンセリングの基礎を学ばせてもらった。
・傾聴、アクティブリスニング
・Iメッセージ
・大脳生理学
・各種療法
だけど自分が人の心理を扱うということができる気がせず、心理カウンセラーと名乗ることはできなかった。
そこの認定証を持って活躍されている方がいる中で、「ああいう人達は私には無い力を持っているんだな」と、別世界に住んでいる感じで見ていた。

そして2007年にも、別のスクールでより実践的な学びをと通い始める。
実習授業が充実したところ。
しかし、学んでも学んでもカウンセリングとはどうするものなのか、実態が掴めない。
理論は教えてもらえるけど、それをどう使ったら良いのか具体的にわからず。
結局そこでもカウンセラーになれた感じは無かった。
(その頃のテキスト、今見てみると面白そう)

まだまだサラリーマンしている私。

* * *

心理カウンセラーが難しいなら、別の切り口でと考えたのがアロマテラピストの道。

OLだった私は手に職系のお仕事に憧れ、2008年に転職をすることに。
失業中にアロマテラピーを学び、運良くホテルでの施術者になることができた。
すごく勉強もしたし、専門知識があるというのは自分が「何者かである」証明のような気がして、誇らしかった。


でもサービス業の大変さに疲れてしまったのと、上には上がいる世界で自信を持つことができなくなってしまって。
結局、時間の縛りが安定しているOLに逆戻り。

* * *

しばらくは派遣で働きながら、自分のやりたいことを模索しようとしていた時に、難病発症。
2011年に『潰瘍性大腸炎』と診断が下る。
とはいえ、この頃の症状はお薬でなんとか治まるレベル、あまり深刻ではなかった。

心屋仁之助というカウンセラーがいると知ったのはこの頃だったかな。
きっかけが思い出せないんだけど、FBで見かけたのが先か、著書を手に取ったのが先か。
初めて生のぢんさんを見たのは2015年、地元明石での講演会だった。
魔法の言葉って面白いなぁ、すごいなぁって思って、ぢんさんの考え方をマスターしたいと色々読んでた頃。


* * *

サラリーマン生活をしながら、私は「心理学を勉強したことがある、ちょっとカウンセリング知識のある人」という立場で、友人の悩み相談を受けることが何度かあった。
そういう時、「話聴いてもらえてスッキリした」「色々納得できた」というような声を聞けると、何とも言えない幸福感に襲われる。

また、仕事中でも、話がすれ違って通じていないような場面を整理するのが得意だった。
人がどんな意図でその言葉を発したのか、それを読めるのは自分でも得意なことだと認識していた。

それでも私は会社に必要と思われるよう、前向きに、積極的に努力しながら、立派な会社員をめざしていた。
ハードルをひとつひとつクリアしていくのが楽しくて、人より秀でている自分になりたくて、終わりのない出世チャレンジをこなしていく毎日。
イキイキと活躍している(と言われる)自分は好きだった。
持ち前のキャラクターで偉い人にも気に入られ、人脈を広げていくと知っている人も増え、仕事がやりやすくなり、居場所ができていく。
会社は私にとってかけがえのないものになっていった。

日々の小さなストレスは「仕事だもん、仕方ない」と、みんなと同じだというように感じていた。

* * *

長いので、前編終了とします(笑)。
読んでくださった方、ありがとうございました。
後編へ続く右矢印