資本主義の終焉については「自滅の資本主義」で書いた通りであり避けては通れないものです。資本主義は我々が物心ついた時から自然と同じように存在していたモノですから、それが終わるという衝撃は想像を超えるモノになろうかと思います。

 

 資本主義が終わるということは、お金が通用しない世界ということです。それがどういう世界かを想像することは出来ないでしょう。

 

 「じゃ、私たちはどうやって生きていけばいいの?」というパニックになろうかと思います。

 

 そういうパニックを起こすのが「学校で勉強するからバカになる」から起こることなのです。自分で考えて生きてこなかったツケというものは、日常が壊れることで知ることになる。

 

 例えば、大震災などで全てを無くした人が呆然と立ち尽くすという光景を我々は何度も見てきたのではないかと思います。恐らく、そういう風にならなくて良かったという安ど感や感謝の念が湧いたことでしょう。

 

 私たちは、今ある世界を真実の世界だと認識していますが、この見た目華やかな世界は幻想なのです。お金で作った幻想の世界と呼べばよいでしょうか?

 

 言い換えれば、ディズニーランドに入った時とか、映画の世界に入り込んだ時などと同じなのです。そして、我々がいる真実の世界は、大震災などで全てを失った世界と言えるでしょう。

 

 人は丸裸になって初めて人になる^^;

 

 今は色々と着飾っているので本当の自分を見ることも知ることも出来ない世界なのです。従って、大震災で呆然となるという状況で自分を知ることが出来るのではないかと思います。

 

 資本主義の終焉でも大震災と同じようなショックが我々に襲ってくることになります。資本主義というのは何度も書いているように、お金が神様の「お金教」という宗教なのです。

 

 だから、人々はお金に命を賭ける。お金に救いを求めるのです。

 

 そうやって、お金に縋ってきた人たちからお金が奪われれば、呆然となることでしょう。こうした主義が変わるパラダイムシフトに於いて、最も注意すべき点はここにあるわけです。

 

 常に大事なのは生きていくという事。それも幸せになるために生きていくという事です。その為には「自分で考えて行動する」ということが欠かせないのです。

 

 これさえあれば、何があろうと怖いことはありません!

 

 何かに縋るということは、考えないからそうなるのです。逆に言えば、考えさせないために縋るモノを提供されるとも言えるでしょう。人を何かに縋らせることで支配しようと企む輩の仕業です^^;

 

 いずれにしても、人類はこれまで何かに支配されながら進歩してきた生き物です。しかし、そろそろ、自分で考えて行動するという人間本来の生き方へと変わらなければいけないのです。

 

 何故なら、それが幸せへの道だから・・・・

 

 幸せになるために生まれてくる人間の定めと言えるでしょう。

 

 資本主義が終わりに向かって進む今、我々に何が出来るのか?

 

 ということを書いておこうと思います。

 

 本当は政府なりが対応すべきですが、彼らは資本主義の中心人物であり、資本主義と共に生きている人たち。つまり、資本主義と運命を共にする人たちなので、資本主義後の世界を考えることはありません。

 

 従って、その後の世界で生きていくべき私たちが個々に対応するしか方法はないのです。

 

 その最も有効な方法は「学校教育を止める」という事です。

 

 私たちが大震災で呆然自失になるのは、学校で勉強させられ考えなくなったからだからです。本を読めばそこらあたりは詳しく書いてますので、ここでは割愛します。

 

 人間という動物は、学ぶと考えなくなるという習性を持っていたということだと私は思います。

 

 人から教わると楽ですからね^^;

 

 それに比べ、自分で考えるのは大変です。考えるとは想像るることですよ!迷ったり悩むことではありませんからね^^;

 

 学校教育を受けなければ教えてもらえないわけで、そうなると必然的に自分で考えるしかなくなるわけです。大事なのは、その癖を出来るだけ幼い頃よりつけるという事。

 

 三つ子の魂百まで・・・と言われるように、幼い頃の習慣はとても大事なのです。私たちが生きていけば想像を超える事態に見舞われることは何度もあります。

 

 そういう時に対応するためには、常に自分で考えて行動するという習慣が欠かせないのです。自分で考えて行動するという習慣がもたらす最大のメリットは、自分を知ることが出来るという事。

 

 一歩を踏み出すには自分を知らなければいけないのです。もちろん、不可能を可能にするために!出来ないことを出来るようにするためにです。

 

 自分は何のために生きるのか?

 

 この答えがあれば人間はどんな状況でも乗り越えていけるのです。

 

 別に神様に縋る必要はありません!

 

 まあ、学校では絶対に教えないことです。つまり、学校は本当に大事なことは何一つ教えないわけです^^;

 

 強い人間とは優しい人間のことです。それは、自分で考えて行動するから出来ることなのです。

 

 きっと、自分で考えて行動することが出来るようになれば、資本主義は意味を持たなくなるでしょう。「お金に頼るなんてバカのすること」と思うに違いありません。

 

 人間の考える力=想像力は、まさに無限であり神の力を凌ぐものがあるのです。実はそういう力があるから今日の繁栄を築けたのです。

 

 飛行機だってロケットだって、スマホだって、こうしたモノは想像の産物ではありませんか?

 

 だのに、考えさせずに想像させずに学ばせ勉強させるのです^^;

 

 学ぶとは、勉強するとは限界を作ることです。人を枠にはめることです。だから、学べば学ぶほど窮屈になるのです。そして閉じ込められた世界で威張る羽目になる^^;

 

 そんなことしかやることが無いのです。この無限の世界を考えれば、威張っている暇などないし、他人をバカにしたりイジメたりする暇もない。

 

 限られた人生を満喫する為に明日を想像することで忙しいはずなのです。だって、楽しいじゃないですか?

 

 今日出来ない明日を想像することは?

 

 今の日本人に最も欠けていることなのです。そして、それをしているのが学校教育なのです。