Nosukeさん(misonoさんの夫)が胚細胞腫瘍に罹患していると明らかにされ、話題になっています。
ご報告です。
皆さんは胚細胞腫瘍をご存知でしたか?
男性の胚細胞腫瘍は年間10万人あたり1人から3人程度と稀な腫瘍です。
私はがんの患者さんは3700人以上診療するなど経験症例数が多いことが取り柄なので、かなり希少な腫瘍も緩和ケア医としての関与経験があります。
男性も女性も進行胚細胞腫瘍の緩和ケアを行った経験もあります。胚細胞腫瘍は精巣にも卵巣にもできるのです。
胚細胞腫瘍の緩和ケアについて解説しました。
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胚細胞腫瘍にはある特徴(上のリンクで記しています)があり、抗がん剤治療が重要です。
抗がん剤治療の完遂が大切ですが、よく行われるBEP療法は楽ではない治療で患者さんは大変です。
私は治療中にうつになった、という方のサイトも見つけました。
身体がつらければ、精神心理的問題も引き起こします。
抗がん剤治療の副作用等から心身を守るアプローチである早期緩和ケアは欠かせません。
また、根治する可能性が高い腫瘍ですが、難治例の場合は再発性・多発性の腫瘤による症状緩和に難渋します。私の経験したところでは、一般的な固形がん(血液がんではない腫瘍)と比べて、進展形式が異なり症状も違います。
泌尿器科や婦人科が主担当科であることも多く、緩和ケア科が内科的側面でバックアップする場合もあります。
若年者のケースが大半で、社会的生活を直撃しますから、AYA世代のがんと捉え十分な社会的支援も必要です。
胚細胞腫瘍は早期緩和ケアが必要な腫瘍と言えましょう。
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卵巣がんでも、胚細胞腫瘍とそうではない卵巣がんは違いますが、下記の動画は胚細胞腫瘍ではない卵巣がんに関してです。