2024-2025WEリーグのコーナーキックについてまとめていきます。
WEリーグ戦や皇后杯を通じて、各チームほぼ均等に観戦できました。
・リーグ戦の全試合のDAZN有料配信
・その他、TV・配信
全試合見ているわけでは有りませんが、ピックアップして見た試合の所感と、
公式記録の集計データーなどから、まとめをしたいと思います。
⑴チーム・個人の得点状況
A.チーム得失点状況
公式記録を集計し、観戦した試合については一部訂正など加えて、チーム毎にまとめたのが下表です。過去のモノ(2015年以降)や経年グラフは3-11(:リンク参照) をご覧下さい。
ただし、なでしこリーグでは、一般的な日本の公式記録が使われており、そこの得点経過記録欄には、ゴールの際のパス経路などが示されていて、それを見て集計していました。
ですが、WEリーグの公式記録は簡素で2・3手しか記されず、ショートコーナーなどでクロスを上げるまでに手数が掛かった場合などは、コーナーキックから記録が始まっていません。
そのようなことが無いようにと、DAZNなどの映像を見て、修正を施しています。
できるだけ、なでしこリーグ時と同じように決めているつもりですが、厳密には異なります。
コーナーキックから41得点が生まれましたが、目に付くのは、以下のようなことでしょう。
①得点率が持ち直し傾向。
2020年:3.1%、2021-2022:3.2%、2022-2023:2.2%と直近低下傾向で、
2016年のなでしこリーグ・リーグカップの4.5%の半分になっていた。
だが、2023-2024:3.2%、2024-2025:3.9%と持ち直し傾向に有る。
②新潟Lが8得点(1失点)と荒稼ぎ。次がI神戸。
・新潟Lは、2023-2024も7得点(1失点)で、2年連続の大黒字。11道上選手の稼働率が上がらず、フィニッシャーは分散したが、13杉田選手・10上尾野辺選手らキッカーが良いのでしょうね。
・I神戸は高さを活かして、正面~ファーサイドで勝負。3土光選手のキックも良かった。
③得点が取れなかった方では、以下の様に私は思う。
・優勝した東京NBは無得点。メインターゲットを定めなかったのが大きな原因だと思う。3村松選手中心では無く、若手にも機会を与えたが、決めきれなかった。
・マイ仙台は、企画頻度が急増したものの、1得点。9廣澤選手が序盤・終盤を欠場。
年末までは2長船選手を狙って無得点ながら悪くはなかったが、
後半出場機会が減って、メインターゲットが定まらなかった。
・大宮Vも1得点。ただ、チーム発足以来これと言った企画を見せなかったが、4年目になって初めてオリジナルの企画をやった。1点だけだがその企画での得点で、大きな変革。(詳細は後述する)
B.個人成績
1位 2点
EL埼玉:20岸選手・16栃谷選手、新潟L:5川村選手・35横山選手、C大阪:7荻久保選手、I神戸:4井手選手・9スアレス選手、S広島R:9上野選手
2位 1点 多数
1位8名中7名は、主に正面~ファーサイドでの競りを狙う選手たち。
ニアサイドでのタイミング勝負派は、9上野選手だけ。
キッカーの評価方法を確立できていないので、印象だけだが、
EL埼玉:5瀬戸口選手が今期のNo1だと私は評価する。
ニア・ファーとも、精度が素晴らしかった。
⑵その他トピックス
A.攻撃
a)企画の傾向(3-21:リンク参照)
総企画数は微増。特にピックプレーが増えている。
他の戦略では、G前密集陣形は横這い、ショートコーナー・6人以上走り込み体勢は減少傾向。
b)新企画 (Farside Corner)
第12節で大宮V(vsN相模原)が、ファーサイドのゴールライン際から走り込む企画を見せて得点を上げた。(4-550:リンク参照)
私のデーターを2015年~遡って検索してみたが、類似の隊形は確認出来なかったので、新企画だと思う。
私は好きではない企画だが、その後AC長野・C大阪・S広島Rにも波及し、本ブログで13プレー確認している。だが、このプレー以外では得点にはなっていない。
大宮VとAC長野は複数の試合で確認しているが、
C大阪とS広島Rは1試合のみで、その後は採用していないように思う。
B.各チームのディフェンス体制
全体的には、マンツーマンディフェンスが増加し、ゾーンディフェンスは減っている。
a)ゾーンディフェンスの状況
①ゾーンディフェンス常用チームが減少した。
AC長野(通期)、マイ仙台(年末まで)の2チームが使用。
基本マンマークを3人付けていて、マンマーク無しのチームは無くなった。
昨期まで通期で使用していた大宮VとC大阪は撤退。大宮Vはおそらくベテラン選手を多く放出して、まとめられなくなったのだと思う。
②対G前密集陣形でゾーンディフェンスを4チームが使用。
基本マンツーマンだが、マイ仙台(春だけ)・浦和・東京NB・I神戸は、G前密集陣形に対してゾーンディフェンスで対応していた。いずれも、マンマークは付けていない。
b)マンツーマンディフェンスの状況
WEリーグでのスタンダードは変わらずゾーン固定配置2人で7チーム。3人体勢が4チーム。
千葉Lが4人体勢をやらなくなった。
c)各チームの守備体制例
AC長野は色々と試行錯誤していて、最終的にはマンマーク3人に落ち着いた?と思う。
*I神戸もゾーンディフェンスに変形していたが、ブログ化していないので図はない。
以上です。
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