第19節、5月1日の試合で@熊谷スポーツ文化公園陸上競技場。
DAZN(有料配信)
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EL埼玉は、勝ち点12で10位。
リーグ戦再開後、東京NBに勝ち、I神戸・大宮V・AC長野に引き分け、浦和・新潟L・マイ仙台に負け。
勝ち点はあまり積めていないが、負けた試合も1点差。内容も悪くない。
中断期間中に獲得した37金平選手・38三浦選手・40鈴木選手を起用し、機能している。
システムは4-4-2。
色々システムを弄るチームだが、8河野選手・29祐村選手の2TOP。5瀬戸口選手と6瀬野選手のボランチ、14加藤選手の右SBと言ったところが目に付く布陣。
40鈴木選手はベンチ外。
N相模原は、勝ち点11で最下位。
だが、EL埼玉より残り試合が2つ多い。
リーグ戦再開後、新潟Lに勝ち、大宮V・浦和と引き分け、東京NB・千葉L・S広島Rに負け。
こちらも中断期間中に補強した9杉田選手・26出耒村選手を起用。6松原選手も怪我から復帰し戦力が上がっていて、リーグ前半戦の得点力不足が大幅に改善されている。
システムはリーグ後半戦としては、いつもの3-4-2-1。
22伊東選手を1列上げて左WBが少し目を引くが、時々見る起用位置でもある。
28ロペス選手はベンチスタート。左WBの常連17小林選手はベンチ外。
試合の入りはEL埼玉が良くて、早々に先制点。
その後、N相模原が優位に立って、後半に同点となる。
終盤再びEL埼玉が攻勢に出たが、そのまま引き分けになった。
ゲーム全体として私の印象は、N相模原の方が優勢だった。
ボール支配率 EL埼玉 56% - 44% N相模原 (Footystats)
シュートの状況は下図をご覧下さい。
最下位争いとしては、この引き分けは微妙ですね。
N相模原(残り4:東京NB・I神戸・AC長野・マイ仙台)の方に、自力脱出の権利があるが、
勝ち点で並んだら、得失点差でEL埼玉(残り2:S広島R・千葉L)の方が上に行きそう。
なので、両方痛い引き分けだが、ちょっとだけ、N相模原の方が厳しくなったように思う。
EL埼玉は、特に前半を無得点に抑えたのが、引き分けに出来た理由。
でも、内容的には、厳しかった。
なかなか思うようにボールは運べない。
終盤N相模原の足が止まってからは、左サイドから攻め込めるようになったが、
右サイドは、14加藤選手をSBに起用して攻撃力UPを狙ったものの、機能したとは言い難い。
プレスも、ゲームの入りの部分は効果的だったが、その後はあまり効いていなかった。
その中で29祐村選手のスピードと思い切りの良さは見所が有った。少ないチャンスのほとんどに絡んでいた。
残り2試合。特に次のS広島Rは、日程の利も活かして勝ちたい試合だろう。
N相模原は、悔しい内容だった。
立ち上がりと運動量が下がった終盤以外は、ゲームをコントロールしていたし、前半の3度のビッグチャンスの内、1つでも決めていれば、楽に勝てていたと思う。
11佐々木選手・20松本選手は9杉田選手加入で機能するようになったので、中央での戦いはそれなりになった。
両WBの突破や抜け出しが見られれば、上位チームとも戦えると思うのだが、そのためには、リーグ後半になって登録の無い7平田選手の復帰を望みたい。が、間に合うのか?
この後、N相模原は東京NBとI神戸。
厳しい相手と日程だが、どちらか一方から勝ち点が欲しいところ。
では、いつも通りコーナーキックを見ていく。
(1)両チームのディフェンスシステムと攻撃態勢。
EL埼玉は、1-5-3(+1)のゾーンディフェンス。
N相模原は、マンツーマンディフェンス中心で、2人のゾーン固定配置。
スタメンを身長順に並べると以下のようになる。
高さ的には、EL埼玉やや有利なマッチアップ。
(2)統計
例によって、私が採っているSTATSを紹介します。
2nd回収A:守備ラインが上がり切る前に2次攻撃(シュート・クロスなど)
2nd回収B:守備ラインが上がりきってから2次攻撃(同上)
2ndロスト:守備側がボールを拾って確保
2nd逆襲:守備側がボールを拾って逆襲
トータルシュート数:{プレーの中断、守備側の確保、攻撃側バックス陣帰陣}までに打ったシュート数。
(3)コーナーキックの内容と特記すべきプレー
A.EL埼玉のコーナーキック
a)体制
キッカーは5瀬戸口選手・6瀬野選手(右利き)。
受け手の体制は1本目が密集陣形でわかりにくいが、2本目を見ると以下のようだった。
・ニアへ: 38三浦選手・6瀬野選手
・正面からファーへ: 20岸選手・29祐村選手・2木下選手
・GK脇: 8河野選手
・ショートコーナー: 14加藤選手
・コボレ狙い: 24吉田選手
・セーフティー: 37金平選手
b)結果概要
ポインタはYoutubeの時間。
1本目 (6:41 ポインタ14:26) 右CK 密集陣形 5瀬戸口選手→20岸選手ヘディング折り返し→4畑中選手・38三浦選手シュート。ゴール!
2本目 (32:0 ポインタ39:45) 左CK なでしこトレイン 5瀬戸口選手→6松原選手ヘディング→20岸選手ヘディング→26出耒村選手ヘディング
⇒24吉田選手回収・ドリブル→29祐村選手クロス→22伊東選手ヘディング→6瀬野選手シュート・10脇坂選手ブロック・6瀬野選手。Gキック。
3本目 (40:24 ポインタ48:9) 右CK 5瀬戸口選手→2木下選手ヘディングシュート。左へ外れてGキック。
4本目 (57:42 ポインタ1:20:25) 左CK なでしこトレイン 5瀬戸口選手→GK久能選手キャッチ。
5本目 (75:6 ポインタ1:37:49) 左CK 密集陣形 5瀬戸口選手→GK久能選手パンチング
⇒24吉田選手シュート。浮いてGキック。
6本目 (76:17 ポインタ1:38:59) 左CK ショートコーナー 5瀬戸口選手→23中村選手→5瀬戸口選手→23中村選手→3松久保選手フィード(→37金平選手)。オフサイド。
7本目 93:32(1:56:14) 左CK 6瀬野選手→3石田み選手ヘディングクリア
⇒23中村選手ヘディング回収。負傷者レフリータイム。
c)全般的な印象と特記すべきプレー
EL埼玉は、普通に攻めたり、G前密集陣形や、なでしこトレインを使ったりしている。
得点になった1本目 (6:41 ポインタ14:26)。
密集からファーサイド側へ出た20岸選手が折り返し、4畑中選手に当たったコボレを38三浦選手が右上角に決めている。
動画:5秒前から始まります。
https://www.youtube.com/watch?v=3MCYDubibuAfeature=youtu.be&t=861
前ブロクからG前密集陣形について、詳し目にデーターを取り始めている。
EL埼玉各選手の動きを見ると次のよう。
6全員、GK脇に集まって、そこから動いている。
①ボールの軌道を見極める前に動いた:
ニア側の38三浦選手とファー側の20岸選手が、それぞれ外側へ出た。
②ボールの軌道を見極めてから動いた:
6瀬野選手・5木下選手・8河野選手・29祐村選手の4選手。
③場所取りに専念している選手は居ない。
なお、5本目 (75:6 ポインタ1:37:49)では、先に動いたのは38三浦選手のみで、ニアからファーヘと動いていて、22伊東選手をピックプレーで引っかけてフリーになっている。
B.N相模原のコーナーキック
a)体制
キッカーは、9杉田選手・11佐々木選手(右利き)。
受け手の体制は、以下のようにして始まっている。
以後ほとんど同じ配置と動き。
・ニアへ: 20松本選手・6松原選手
・正面からファーへ: 22伊東選手・4畑中選手・5大賀選手
・GK脇: 19石田千選手
・ショートコーナー: 11佐々木選手
・コボレ狙い: 10脇坂選手
・セーフティー: 26出耒村選手
b)結果概要
ポインタはYoutubeの時間。
1本目 (22:28 ポインタ30:13) 左CK 9杉田選手→20岸選手ヘディング→14加藤選手クリア。スローイン。
2本目 (23:36 ポインタ31:21) 右CK 9杉田選手→GK浅野選手キャッチ。
3本目 (25:47 ポインタ33:32) 左CK 9杉田選手→5瀬戸口選手ヘディング
⇒9杉田選手回収→11佐々木選手→9杉田選手クロス→20岸選手ヘディング→20松本選手ヘディング
⇒9杉田選手回収→11佐々木選手→10脇坂選手→9杉田選手→10脇坂選手フィード→GK浅野選手キャッチ。
4本目 (27:30 ポインタ35:15) 左CK 9杉田選手→37金平選手ヘディングクリア
⇒9杉田選手回収・クロス→6松原選手ヘディング→38三浦選手・24吉田選手クリア
⇒26出耒村選手回収・フィード→GK浅野選手キャッチ。
5本目 (51:37 ポインタ1:14:22) 左CK 9杉田選手→19石田千選手ヘディングシュート。ゴール!
6本目 (63:39 ポインタ1:26:22) 右CK 11佐々木選手→6松原選手ヘディングシュート。左へ逸れてGキック。
7本目 (71:29 ポインタ1:34:12) 左CK 9杉田選手→6瀬野選手ヘディング。4畑中選手ファールでFK。
c)全般的な印象と特記すべきプレー
この試合に限らず、9杉田選手の左CKは、徹底してニアポストに近いところ。
こちらも5本目 (51:37 ポインタ1:14:22)得点を上げている。
ニアへ蹴られてボールを、19石田千選手がヘディングで流して決めている。
動画:5秒前から始まります。
https://www.youtube.com/watch?v=3MCYDubibuAfeature=youtu.be&t=4457
これは場所取りが2箇所でうまく行ったゴールですね。
①キックと同時に、19石田千選手が20岸選手の内側を押さえに行った。
ボールは更に内側に来て、ヘディング出来ている。
②4畑中選手がGKのニア側を押さえている。
GK浅野選手は、その内側を抜けてニアへ向かおうとしたものの、
ボールは4畑中選手の外側を通過して、ゴールへ吸い込まれている。
特に4畑中選手は、ノーファールでGK浅野選手を押さえたのは素晴らしい。
でも、7本目 (71:29 ポインタ1:34:12)では、ちゃんとGK浅野選手の進路に入れなかったので、手を使って止めようとして、ファールを取られているのですが・・・。
ナイスジャッジでも有りました。
以上です。
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目次 1.概要(アメブロ版)
4-308 WEリーグ N相模原 1-0 EL埼玉 2021/10/13
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EL埼玉 vs N相模原 : 第19節 Yogibo WEリーグ | 5/01 14:00 配信
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ちふれASエルフェン埼玉×ノジマステラ神奈川相模原【無料ライブ配信|2021-22 Yogibo WEリーグ 第19節】|2022/5/1(日)14:00KO
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【公式】ハイライト:ちふれASエルフェン埼玉 vs ノジマステラ神奈川相模原【Yogibo WEリーグ 第19節 2022.5.1】
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サッカーデータと順位表 › 日本 › WEリーグ データWEリーグ › ASエルフェン埼玉 vs ノジマステラ神奈川相模原
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5/1(日)2021-22 Yogibo WEリーグ vs ノジマステラ神奈川相模原 試合結果
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N相模原_HP
【5月1日EL埼玉戦】試合結果および監督・選手コメント
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