9月20日の第2節で、@浦和駒場スタジアム

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第2節は、2試合が無料配信。
ちょうど私のブログと同じペースになるので、当面は沢山の人が映像を見ているであろう無料配信の試合を記事にしていこうと思います。
ただ、この第2節は岡島チェアマンの開会宣言の行われた試合を配信した模様。
今後どういった試合数とポリシーで無料配信があるのか、予定が公表されていない。
チームによって配信回数が偏ってしまうことを懸念しています。
その際は有料放送分も混ぜ、できるだけ偏りの無いブログ数にして行こうと思います。

***



浦和は第1節@東京NB戦を逆点勝利。難敵を下して良いスタートを切っている。
2長船選手が長期離脱になったが、ほぼ昨年と同じメンバーで戦っていて
大方の予想通りスムーズなシーズン立ち上がり。
この試合9菅澤選手が先発復帰。



一方のN相模原の戦力事情は以下の通り。
①冬に櫻本選手・川島選手・南野選手・田中選手・松田選手・中野選手が退団、森田さん、大隈さんが引退。
4畑中選手10脇坂選手13野島選手14井上選手16池尻凪選手を移籍獲得、大卒・高卒・下部からの昇格選手を加えている。
4畑中選手14井上選手16池尻選手21下山選手が長期離脱中。
④夏に外国人FW:27シンディ選手28ロペス選手を獲得。

N相模原は、ともかくプレシーズンマッチの出来が悪く、私が最も心配したチーム。

第1節@マイ仙台戦を、支配されながらもスコアレスドロー。
プレシーズンマッチでは、5大賀選手はほとんど、6松原選手は全く使えなかったが、怪我から復帰しCBに入っている。
新外国人も1週間しか一緒に練習できなかったそうだが、2人とも試合に出た。
なんとか開幕に間に合ったというところだろう。

この試合も、大型助人:28ロペス選手が先発。
また、2020年初めやプレシーズンマッチ同様ビルドアップに問題がありそうなので、10脇坂選手を中心にどんな対応をするのかを注目したい。



 

前半、立ち上がりは躓いたものの、その後は浦和が圧倒的支配で、ハーフコートゲームのような時間が長く続いた。
後半も、ほぼ浦和がゲームをコントロールし、押し切っている。
シュートの状況は下図を参照ください。



 

浦和は、なかなか追加点が奪えず、多少モタモタ感は有ったが、しっかりダメ押し点を取って連勝。

9菅澤選手がフル出場したのは、もう本調子か、それに近いのだろう。
11清家選手はおそらく予定通りにハーフタイムまでだったが、プレーそのものに問題は感じられなかった。
チームとしてコンディションが整いつつある。順調そうだ。



負けたN相模原は、ディフェンスで粘っていて、プレシーズンマッチと比べれば、はるかに良くなっている。
やっぱり、5大賀選手6松原選手がCBに入って、守備が安定したのが大きく、ビルダアップでもバックラインが苦しむシーンは少なかった。

でも6松原選手をCBで使っちゃうと、今度はハーフ陣からボールが進まないのは、昨年と同じ現象。
28ロペス選手と呼吸が合って、当てに行けるようになれば良いのだろうが、まだ時間が掛かるということなのだろう。
今のところ自陣からビルドアップしてチャンスを作るのは相当厳しい。

ショートカウンターも、立ち上がりはプレスが効いて連発できたが、その後は単発。

結果として2試合連続ノーゴール。
立ち上がり3分のフリーキック、43分28ロペス選手のポストプレー(際どくオフサイド)、47+分の10脇坂選手のシュートの3回くらいしか、得点の匂いは無かった。

その28ロペス選手はフル出場。

入国隔離が明けてから約2週間なので、この程度しか動けないのか、どうなのか?
トレーニング不足だけなら、時間がある程度解決してくれると思うが、

私はバスケット経験者だから非常に気に掛かったのは、「キュッ」と止まれないこと。

(体育館フロアではないので、そんな音はしない。サッカーではどう表現するんですかね?)
なんにせよ、折角WEリーグに入ってくれたのだから、お互いの良いところを吸収し合える存在になってもらいたいと思う。



では、いつものようにコーナーキックを見ていく。



(1)両チームのディフェンスシステムと攻撃態勢。

浦和は、マンツーマンディフェンスで、2人のゾーン固定配置。
N相模原はマンツーマンディフェンスで3人のゾーン固定配置で、最強の3人を据えている。



ちなみに、先発選手を身長順に並べると以下のよう。



平均ではほぼ同じだが、なにせ28ロペス選手はデカい。

(2)統計 

例によって、私が採っているSTATSを紹介します。



 

2nd回収A:守備ラインが上がり切る前に2次攻撃(シュート・クロスなど)
2nd回収B:守備ラインが上がりきってから2次攻撃(同上)
2ndロスト:守備側がボールを拾って確保
2nd逆襲:守備側がボールを拾って逆襲
トータルシュート数:{プレーの中断、守備側の確保、撃側バックス陣帰陣}までに打ったシュート数。



(3)コーナーキックの内容と特記すべきプレー


A.浦和のコーナーキック


a)体制

キッカーは19塩越選手8猶本選手(右利き)。
1本目はフォーメーションプレーで、例外とすれば、2本目以降の受け手は以下の体制。
その後もほとんど変わらなかった。

・ニアへ:9菅澤選手11清家選手
・正面からファー:3南選手7高橋は選手
・GK脇: 10安藤選手
・ショートコーナー: -
・コボレ狙い:6栗島選手18柴田選手19塩越選手
・セーフティー: 4佐々木選手


b)結果概要

1本目 (05:28 ポインタ15:31) 右CK フォーメーションプレー 19塩越選手8猶本選手シュート。オーバーし、Gキック。
2本目 (09:47 ポインタ19:50) 左CK 8猶本選手7高橋は選手ヘディングシュート。ゴール!
3本目 (46:35 ポインタ1:13:18)  右CK 8猶本選手20松本選手クリア
8猶本選手回収・クロス→3南選手ヘディングシュート。外れてGキック。
4本目 (91:06+ ポインタ1:57:49) 右CK 16水谷選手3南選手ヘディング折り返し→2鈴木選手ヘディング→28ロペス選手ヘディング
3南選手ヘディング・フィード→5大賀選手ドリブル・組み立て。




c)全般的な印象と特記すべきプレー

浦和は1本目フォーメーションプレー。その後は、いつも通りの攻撃。

ア)1本目 (5:28 ポインタ15:31)

いわゆる団体フォーメーションプレー。
8猶本選手にミドルシュートを打たせるために、19塩越選手にコーナーを蹴らせたのだが、やや難しいバウンドになって、ミートできなかった。
周りの選手の動きが素晴らしくて、8猶本選手のスペースを確保している。
特に9菅澤選手が、8猶本選手マークの7平田選手を抑えているのが良い。



でも、8猶本選手のパンチ力に拘る余りに、不自然になっているのは、あまり賛成できない。
①N相模原が3人ゾーンであれば、6栗島選手か、18柴田選手が余るので、どちらかを使う方が、私の好み。
蹴る前に2人またはいずれかが動いて、どちらが浮いているのか調べれば、判るはず。
8猶本選手がコーナーを蹴りに行かなかった時点で、そもそも浦和にとって普通では無かったわけで、警戒されている。


イ)2本目 (09:47 ポインタ19:50)

理にかなったゴール。
N相模原は、高身長の3人をゾーン固定配置に使っているが、その届かない範囲でのヘディングシュートが決まる。
走り込む浦和の4選手(3南選手7高橋は選手9菅澤選手11清家選手)の高さ・パワーのミスマッチを活用した得点である。



15工藤選手は、ダッシュでは7高橋は選手の前に入って勝っているのだが、
落下地点に入る前に体を寄せたら押し負けて、ヘディングシュートを許しているように見える。
やり方が無かったとは言わないが、私はあまり15工藤選手を責める気にはならない。

だが、N相模原としては、他のところでマズイ守備でもあった。
①1本目とキッカーが変わったため、N相模原がマーク関係で混乱。
20松本選手が大慌てで10安藤選手のマークに戻ったので、キーパーと6松原選手の邪魔になっている様にも見える。
6松原選手は意地でもボールに食らいつかなければならないのだが、早々に見上げて見送ってしまっている。

でも、そんなことよりも、8猶本選手のキックの精度を褒めるべきゴールだと思う。



B.N相模原のコーナーキック

a)体制

キッカーは、6松原選手(右利き)。
受け手は以下の体制だった。

・ニアへ: 20松本選手7平田選手
・正面からファー: 5大賀選手28ロペス選手
・GK脇:8北方選手
・ショートコーナー: 17小林選手
・コボレ狙い:  13野島選手
・セーフティー:  10脇坂選手15工藤選手

b)結果概要

1本目 (18:43 ポインタ28:46) 右CK 6松原選手20松本選手流し→3南選手クリア
15工藤選手フィード。流れてGキック。




c)全般的な印象と特記すべきプレー

1本 (18:43 ポインタ28:46)だけだったが、奇襲を仕掛けたように思えるプレーだった。

セットした時点で普通に考えると、2要素の組み合わせで、攻めてきそうなモノ。
①メインターゲット:当然28ロペス選手
②キッカー:6松原選手
6松原選手のパンチ力は、WEリーグでもTOP3に入るだろう。
他のチームの守備選手には予測しづらい球筋。

だが、このプレーでは、ニアから流して、ゴール正面で押し込むプレーだったと思う。

多少良い方に考え過ぎだと思うが、以下の動きになっていた。


6松原選手は低い球をニアサイドへ蹴る。
20松本選手28ロペス選手5大賀選手をブロッカーに使って、ニアへ出る。
7平田選手9菅澤選手をブロックして抑える。
20松本選手がニアから流したボールを、5大賀選手8北方選手28ロペス選手がゴール前正面でポストプレーから押し込む。

普通にヘディングを狙っていないと思ったのは、

28ロペス選手のポジションが、余りにもGKに近いこと。
この位置では、いくら182cmと言っても、GKに高さで負ける。

また、③の7平田選手は全く自分で決める気がないため。



残念ながら、20松本選手が流したボールを3南選手にカットされて、企画は潰れた。
20松本選手スタート時のピックプレー(:リンク参照)が余りにも効果的すぎて、10安藤選手が全く追えなかった。
そのため3南選手が少し追おうとして、5大賀選手のニア側のポジションを取っていたことが、カットに繋がってしまった。

上記のような私の見立てが正しかったとしたら、今年のN相模原は面白いと思う。



 以上です。

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ブログ内関連記事


目次 1.概要(アメブロ版)

2-3 局面的な技術:パターン① ラッシュ&ピックB 2015/11/29

 

4-152 なでしこリーグ ノジマ 2-4 浦和 2018/11/10
4-264 なでしこリーグ 浦和 1-1 ノジマ 2020/11/28


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三菱重工浦和レッズレディース×ノジマステラ神奈川相模原【無料ライブ配信|2021-22 Yogibo WEリーグ 第2節】|2021/9/20(月・祝)17:00KO
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【公式】ハイライト:三菱重工浦和レッズレディース vs ノジマステラ神奈川相模原【Yogibo WEリーグ 第2節 2021.9.20】
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21.09.20 Yogibo WEリーグ 第2節 ノジマステラ神奈川相模原 試合後 監督コメント
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N相模原_HP
【9月20日浦和戦】試合結果および監督・選手コメント
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