2020年なでしこリーグ1部チームのコーナーキックについてまとめていきます。
2020年は、各チームほぼ均等に観戦できました。
・なでしこリーグ戦の全試合のYouTube配信
全試合見ているわけでは有りませんが、ピックアップして見た試合の所感と、
公式記録の集計データーなどから、まとめをしたいと思います。
⑴チーム・個人の得点状況
A.チーム得失点状況
公式記録を集計し、観戦した試合については一部訂正など加えて、チーム毎にまとめたのが下表です。過去のモノ(2015年以降)は3-11(:リンク参照) をご覧下さい。
コーナーキックからの22得点が生まれましたが、目に付くのは、以下のようなことでしょう。
①得点率が低下した。
3.1%とういのは、ブログを開設した2015年の3.0%以来の低い値だった。
各チーム新型コロナ対策で、チーム練習が十分出来なかった事も影響しているのだろう。
②浦和が5得点(2失点)と稼いだが、過去「最も平たい状況」で、荒稼ぎするチームがなかった。
③愛媛Lと伊賀FCが、コーナーキックからの得点に依存したが、それでも18%程度。
③マイナビとC大阪堺が無得点だったが、惜しいシーンも沢山有った。
B.個人成績
1位 4点 菅澤選手(浦和)
2位 2点 佐藤選手(愛媛L)、道上選手(伊賀FC)、岸川選手(ジェフL)
2位 2点 佐藤選手(愛媛L)、道上選手(伊賀FC)、岸川選手(ジェフL)
⑵その他トピックス
2020年はあまりこれと言ったトピックスは無いのですが・・・。
A.ゾーンディフェンスの使用状況は減った。
2020年、ゾーンディフェンスを使うチームが減った。
C大阪堺・伊賀FCがフルシーズン使用したが、他のチームは使用していない。
伊賀FCのゾーンディフェンスは、元々ファーサイドが薄いのだが、だいぶ攻められていた。
以下を参照ください。
①日テレ:有吉選手(キッカー:菅野選手・08月22日/時間 60:09~)
https://www.youtube.com/watch?v=u1Jzbo-Bp9k&feature=youtu.be&t=5471
/ ポインタ 1:31:16~
②ジェフL:岸川選手(キッカー:鴨川選手・10月11日/時間 75:38~)
https://www.youtube.com/watch?v=vvJQp2zwbGI&feature=youtu.be&t=6365
/ ポインタ 1:46:10~
2021年の.WEリーグは、この2チームが参加しないのでゾーンディフェンスは見られなくなるかも知れない。
B.ピックプレーの使用は減少から増加に転じたのだが・・・。
3-18(:リンク参照)にも書いたが、2020年は増えている。
新潟Lのほぼ全CKで、北川選手がニアサイドへ出る際使用したので、増加したと言って良い。だが、新潟Lはファーサイド狙いが多いので、ほぼ囮としての動き。ボールへの関与は少なかった。
メインターゲットの選手らが使っていない状況にあるので、ゴール数が減っているのだと私は思っている。
以上です。
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