とうとう緊急事態宣言が発せられるところまで来ました。

なでしこリーグも、今年は無理なんじゃ無いですかね・・・。

 

3点思うコトを書きます。

 

①この程度の緊急事態宣言の内容で十分なのか?疑問。

・中国のように厳しくやれば2ヶ月である程度は良くなるだろうが、

 何ヶ月も要するかも知れないし、もしかしたら、感染拡大は止まらないかも?

 

・データー採取と分析が出来ていない。

 まずは、アプリを作って広め、携帯電話位置情報などを集め、分析すべき。

 具体的に人との接触状況の指標を作って、**%まで削減すべきかを、示すべき。

 

②公立学校の授業のweb利用推進

 

③無意味なコトを勧めるのはやめてくれ!特に「うがい」。

 

 

私は医療関係者では無いし、データーを取っている訳でもありませんので、

あくまで素人考えで、以前から個人的に思っていることです。

既にマスコミ等で意見をされていることかも知れませんが、

私がまだ耳や目にしていないことを書きます。

 

 

1.データーを集めて、具体的な行動指標を作るべき。

 

A.政府の言っていることは、データ的な根拠も見通しも無い。

 

禁止・自粛要請することによって、3密は減るでしょうし、複数の人が触ったドアノブに触る機会も減るでしょう。

しかし、個人・社会でどの程度減ると見込んでいて、それが感染をどの程度減らすのか、具体的に把握・分析した上で、宣言を出したのであろうか?

また、いつまでに収束させようと考えているのだろうか?

最悪の話をすれば、この程度の緊急事態宣言では長引かせるだけになるような気もする。

 

具体的にデーターを取って、接触状況を指標化したものが、示されていないからだ。

「人との接触が2割になれば、2週間で感染拡大が止まる」と政府は言ったようだが、

効果の根拠も示されていないし、2割に減らすことが現実的な値なのかも体感的で無い。

私は、この程度の制限や自粛で良いのか、全く判りません。

 

 

B.まだデーターの採取は間に合う。携帯アプリの配布を!

 

日本は、SARSやMARSの被害が実質的に無かった。

そのことがPCR検査機器の普及不足に繋がっている。

今回のことで、PCR検査機器は増えるであろうが、このままでは、次に繋がるモノが少ないように思う。

折角(少し不謹慎な言い方)の機会である。

残せる財産は残さないと、亡くなった方々に申し訳が立たないと強く思う。

 

 

政府・感染学者は、データーを取れているようには見えない。

2月に北海道でクラスターが発生し、自粛を呼びかけた後、どうなったのか?などなどにおいて、

具体的に行動の数字を取れていたのだろうか?

既にもう東京などでは、無症状感染者が多すぎて、データー採取しても、なんだか解らないものしか、得られないだろうとも思う。

 

 

が、まだ、他では間に合うかも。

 

まずは、携帯アプリを作って、広めて、ビッグデーターを取ること。

シンガポールのように強制的にインストールさせる訳にはいかないだろうから、

政府は携帯会社に補助金を出して、インストールと、入力状況に応じた、ポイントを付与すればユーザー数は十分に確保出来るだろう。

それを、まだ感染が拡大していない県や市で、実施するのである。

そうすれば、良いデーターが取れるはず。

そこから、人との距離関係×人数×接触時間・場所の情報その他から決まる指標を作る。

アプリ使用者には、その指標の、全体、世代別。職種別、などの集計を示し、その人の順位も示すようにする。

 

そうやって得られたデーターから、政府・自治体は指標を示し、

「今の指標を**%に減らせば感染は横ばいになって、##%減らせば1ヶ月で感染が止まる。」などが見えてくるはずです。

また、個人の結果からは、具体的に「各個人の自粛行動目標」も見えてくると思う。

 

今からでもちゃんとデーターを集めておけば、この後役立つだろうし、次の疫病時にも生かせるはずだと思う。

 

 

2.学校教育のweb利用化

 

webに授業データーが有れば、学校閉鎖しても、教育に与えるダメージは、減るはず。

 

だが、これは、非常時対応だけでは無く、学校教育の向上と、教師の業務改善にも繋がるはずだ。

 

例えば、以下のような授業イメージにする。

①45分の授業の内、30分くらいはビデオ授業を流し、15分くらいを各教師が工夫した説明を行ったり、個別の質問に応じるようにする。そうすれば板書の準備などが不用になる。

②生徒の質問には、ネット上にQ&Aを蓄積していけば、質問への回答手間も減らせる。

③授業のペースが安定するので、中間・期末テストを全国版で行える。各先生が問題を作らなくてもよくなる。

 

結果、授業(いわゆる本業)をする教師は、科目数×出版社数×学年(×レベル数)の数百人のTOP教師だけになる。

他の一般教師の最も重要なスキルは、ビデオに生徒達を如何に集中させるか、になるだろう。

 

全国的学習塾は既に、林修先生のようなスーパーティーチャーの授業をベースに進めている。

ネットが十分でなかった2・30年前でも、代々木ゼミナールのように、大講堂のスター教師に何百人も集める授業が、人気を得ていた。

教え手を分散している今の学校教育体制が、最適とは思えない。

特に担任教師がほぼ全教科を教えている小学校の教育レベルは、グッと上がるだろう。

何より、期待できるのは復習の効果で、もう一度「さっきの授業」を聞けるのは大きい。

 

学校の教師は雑務に追われ、余裕が無いという話は良く聞く。

が、そもそも雑務を減らすコトよりも、本業の準備時間などを減らす方が、

現実的では無いか?

 

この話も私は学校教育関係者では無いので、確かなデータや情報を持っていての話ではありません。、「知らんけど」になりますが・・・。

 

 

3.この際に有効なことと、無駄なことを仕分けして欲しい。特に「うがい」!

 

マスクに関しては、否定的だった欧米も、他人に感染させるリスクを下げる効果を認め始めている。

他にも、今回の新型コロナウイルスで、価値を見直されるものも多いだろう。

 

だが、余計なモノも見直して、排除願いたく思っている。

 

その中での「うがい」である。

手洗いとセットで日本の教育に染みついているが、私は「うがい」は実質効果が無い!と思っている。

口に入ってしまったモノは、数秒・数分で、肺か胃に入るので、日常における1日数回の「うがい」は、ほとんど無意味なハズ。

おそらく1%の危険回避にも繋がっていないと思う。

 

今回のように、肺はダメだが胃に入れれば良いようなモノは、コマ目に飲み物を口にする方が、ずっと効果的だと思う。

 

「うがい」の効果が有るとすれば、うがい薬の薬効成分だけ。

「水だけのうがい」に効果が有るとすれば、軽いキスなどの直後だけだろう。

でも、それは失礼になるので、お勧めできない。

 

 

「うがい」だけでは無く、他にも沢山有るでしょう。

この機会に、無意味・無根拠なコトが排除されることを願っています。

 

以上です。

 

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