伊賀FCが64分(YouTube 1:39:15~)にワンチャンスを活かして先制したが、
82分(YouTube 1:56:39~)・85分(YouTube 2:00:20~)と
I神戸が細かく繋いでチャンスを作り、連続得点で逆転、勝負強いところを見せた。
 
前半から後半冒頭の60分くらいは、I神戸が支配しつつも、
伊賀FCがきっちり守備を固め寄せ付けない。
3分(YouTube 24:16)CKから、京川選手のシュートがポストをたたいたのと、
20分(YouTube 41:54)の京川選手・高瀬選手の連続シュートくらいで、
I神戸は形を作れない。
鮫島選手、高瀬選手の両SBからクロスが入るのだが、
伊賀FCがちゃんとマークできていると、
今のI神戸には、高さやパワーで競り勝って決めきるFWは居ない。
おそらく京川選手がニアへ走り込むのが最も危険なのだろうが、
触れたのはファーサイドばかりで、強いヘディングシュートにはならなかった。
 
試合が均衡する中、伊賀FCに疲れが見えてきたところで試合が動く。
63分(YouTube 1:38:50~)に中島選手のシュートがポストに当たった後、
伊賀FCが逆速攻を仕掛けて先制した。
 
その後伊賀FCは得点でちょっと元気を回復したようだったが、
すぐにまたプレスが掛からないようになる。
以降はI神戸に頻繁に細かくボールを繋げられるようになって、力負け。
交代選手の力量差もあって、ほころびの目立つ守備を立て直せなかった。
 
I神戸は守屋選手CB・高瀬選手SB体制で5試合目だが、4勝1分け。
失速気味だったチーム状態が攻守とも改善している。
浦和L戦(4-70:リンク参照)で、高瀬選手の攻撃特性とポジションが合っていないと記載しましたが、
この試合を見る限り、FWやMFの時より格段に機能しているので、良いのかな?
怪我でドイツから帰ってきた[渕選手が入団(http://inac-kobe.com/news/2187)するとのことで、
ただでさえメンツ・オーバーのアタッカー陣は、更に競争が激化する。
高瀬選手がI神戸で生きて行くには、良いコンバートなのだろう。
 
 
では、いつもの通り、コーナーキックを分析していく。
 
 
(1)伊賀FCのディフェンスシステム
 
この試合伊賀FCにコーナーキックは無く、I神戸の守備機会はない。
伊賀FCの守備の基本は、マンツーマン中心で、2名のゾーン固定配置。
 
イメージ 1
 
 
(2)統計
 
例によって、私が採っているSTATSを紹介します。
 
                  I神戸    伊賀FC
コーナー本数         6        0
得点(1次攻撃)        0        0
 
センタリング→シュート  2/0      0
センタリング→パス      0        0
ルーズボール          0        0
クリアー               0        0
キーパーパンチ      1/0       0
キーパーキャッチ     1/0       0
* フリー/競り合い
キックミス              0        0
ショートコーナー不発     1        0
フリーになった選手    2/2       0
   (ボール受け/ボール来ず)
ピックプレー:推定含む   0        0
   (成功/不成功)
 
 
(3)特記すべきプレー
 
I神戸は、今年もコーナーキックから得点を取っているものの、
企画性のあるプレーはなく、仕込まれたピックプレーも見られていない。
この試合もなし。
田中明日菜選手もレギュラー落ちしているし、偶発的なモノでさえ、起きるような気がしない。
 
現時点で最も驚異なのは、中島選手のキック力(視野・精度)と
京川選手のニアでの合わせくらいか?
そんな2人のプレーが開始早々の3分(You Tube 24:16)のコーナーキック。
単純だが、惜しいプレーだったので、簡単に図にしておく。
 
イメージ 2
 
 
 
14京川選手は、駆け引きでマークマンを外しニアへ。
そこに7中島選手が、低いボールを供給した。
右足のアウトで合わせたボールは惜しくもゴールポストを叩いた。
ドイツW杯決勝米国戦の澤選手の同点弾を彷彿させるシュートだった。
14京川選手は、このような動きながらの繊細なワンタッチプレーが上手い。
足も、頭も両方とも。
 
ただ、高さとパワーでは圧倒できないので、フリーにならないとゴールに迫れない。
だから、このような選手こそ、ピックプレーを使ってもらいたいと私は思う。
とりあえず、このプレーのように最もニア側から駆け出すのでは無く、
ファー側から、集団の中か側を抜けるようにするだけでも良い。
色々工夫してもらいたい。
 

以上です。
 
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