セミの野郎、ミンミンミンミンうるさいわね・・・。
だいたいね。
なんであんなに鳴くの!?
上からの命令かなんか?
厳しい上司とかいんの!?
セミA 「なんかさ!今度の部長って相当怖いらしいよ!」
セミB 「うそ!?なんか噂は聞いた事あるけど・・・。」
セミA 「なんかね。前の支店では‘なまはげ部長’っつって、鳴きの甘い奴はペナルティがひどいらしくてさ・・・。悪いセミはおらんかー!?ってね!」
セミB 「!!!うそ!それ困るぅ・・・。しっかり泣かなきゃ!ミ~ンミンミン・・・。」
こんな会話がなされてるとか?
で、たまに新人セミは空気読めないから、夜になっても鳴いちゃって、先輩に「おい!お前!!一体今何時だと思ってる!!さっさと鳴き止んで帰れ!!」
新人 「は、はい!!ミ~ン・・・」
みたいな感じ?
うるさいのよーぅ!!
夏といえばセミ以外にも、私には思い出がある。
あれは紀元前・・・。
私がまだ・・・・
セルライト?何それ?食えるの?
と思っていた頃。
彼氏らしき人と初めてプールに行くことに。
彼はでっかいバイクで迎えに来てくれた。
クソ暑いのに。
で、よく分からず短パン履いてバイクの後にまたがった。
思ったよりバイクとやらの後は快適で、なかなか楽しいもの。
ちょっぴり‘バイクもいいかも?’なんぞと思った地獄への切符3秒前。
現地に到着。
バイクから降りるのに、今ひとつコツというかなんというか、えっちらおっちらしながら、‘エィッ!’と降りるつもりが、マフラーに左のふくらはぎがついてジュッ!!
‘ヌォォォォォォーーー!!’
マフラー熱々。
ふくらはぎ、一気に熟したモモ。超ヤケド。
私よくモモになるな・・・・。
しかしプールに着いた。
入りたい・・・遊びたい・・・。
ふくらはぎ、桃みたい・・・。
いいや!入っちゃえ!遊んじゃえ!
本当は死ぬほど痛いけど。
で、実際しばらくしたら痛みも消え、荒技でプールで冷やすという強引な手法も手伝って、プール満喫。
さて帰りますか?
しかしバイクの思わぬ凶器に、今度からは気を付けないとね!
・・・・・・・・・と思って、自宅に着いてバイクから降りる時に、今度は反対側から降りたら、またうまく降りれずに、右側のふくらはぎをジュッ!!
‘フンヌゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーー!!’
また熟した桃が一つ増えた・・・。
自宅に戻ってからも、‘痛いよぉぉぉぉぉーーー!キモいよーー!!痛いよーーーー!’と泣き叫ぶ私を尻目に、看護婦の母は一言。
‘冷やしときなさい’
そ、それだけ?
すんごい桃ですよ?ってかざくろ?
ちょっと汁的なもの、出てますよ?
食べごろなんかとっくにすぎて、腐敗してる様な感じですけども・・・。
あまりの気色悪さにまさかのR18指定。
しかし母の言った事は間違いでは無かった。
怪我をしたのが若い頃だったのも幸いしたのでしょう・・・。
今ではすっかり分からないほど、傷は治りました。
えぇ・・・確かに病院も行ってません。
なんかオロナイン的なものを塗ってただけです。
あんなにキモい火傷の傷が、すっかり治るなんて・・・・。
母は偉大・・・。
いや。いい加減かも・・・。
そして。
バイクに女の子を乗せるなら、‘Gパンぐらい履いた方がいいよ’と一言、言いやがれ!!バカ男(まさかの一日二度の火傷に、ちょっと笑ってた)
バイクなんか大嫌い。
夏の思い出、桃二つ・・・。
ちなみに‘おっちょこネーゼ’ではなく‘すっとこネーゼ’というナイスコメントをくれた
キャサリンさん。(こちら )
確かにおっちょこを通り越して、すっとこどっこいの匂いがする・・・。
そのコメントセンスに乾杯
