私はね。
なかなかの‘おっちょこちょい!’な人なの。
まぁ・・・注意力がなさすぎるって噂と、あきらめの速さ日本1って噂もあんだけど。
そんな私が車を運転する行為は、殺人マシーンが街を練り歩いてるぐらい恐ろしい事かと・・・。
‘あ~ぶつかるな~’って思う程度だったら、よければよいものを、ぶつかりにいくから。ばっちこーい!!
そんな‘おっちょこ’人生は何も今に始まったわけではなく、チビの頃からおっちょこちょいの筋金入りおっちょこさん。
私はチビの頃、毎日近くの公園で友達と鉄棒をして遊ぶのが日課だった。
友達も私も鉄棒が得意で、自分の背より高~い鉄棒に、‘エイッ!’っとぶら下がるや否や、グググッと腕の力だけで上に這い上がり、あとはひたすら、グルングルン回っている。
逆上がりもひたすら逆上がってる。
一回鉄棒を握り締めたら、地上に降り立つ事はないといっても過言ではない。
自分の意思で止まろうと思わなければ、いつまでも回っていられるこのチビっこ2匹。
ある日。
一体いつまで地面につかずに、回っていられるのか、二人で回り続けてみることに。
結果。
辺りが暗くなるほど、回り続けてた・・・。
あまりに回り続けてた為、帰りの遅い2匹を心配したお互いのマミーが迎えにくるほど。
しかし私は納得いかなかった。
「もっと・・・・もっと回れるはず・・・。」
一旦自宅に戻って夕飯を済ませた私は、再び戦場の場へ。
あまりに毎日鉄棒で回り続ける為、手のひらには鉄棒マメが出来て痛いほど。
それでも何かにとりつかれた様に、周り続ける私。
前世はあれだな。
きっとたこ焼きだな。
もしくは洗濯機だ。
そしていざ鉄棒の前へ。
鉄棒の前には長椅子がおいてあった。
見知らぬおっちゃんが夕涼み的な感じで座っている。
そこへ戦いのオーラ全開のチビ1匹登場。
なにやら手が痛いせいか、スカートをまきつけて回り始めた。
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・・。
‘ん?なにやら回転速度が鈍いな・・・。’
と思って間もなく、手の痛み防止のスカートが完全にまきついてからまり、パンツ全開に気づく。
‘エッ?エッ?パンツ丸出しやん!ってかこれどうやったら元に戻るん?’
チビの頭はパニック。
反対に回っても、引っ張ってみても、どうしたってパンツ全開。
仕方ないからとりあえず、地面に着地するも、スカートがからまってっから、つっぱっちゃって、足先が地面にちょんって着く程度で、足ピーーーーン!
‘ど、ど、どうしよう・・・。
このまま朝まで過ごすの??’
フッと見ると、おっちゃん、固まってる。でも知らんぷりきめてる・・・。
‘このおっちゃんが悪い人じゃないなら・・・・
ないなら私を助けて!!’
と目で訴える。
そんな視線を感じ取ったおっちゃん、‘エッ?エッ?僕にどうしろっていうのよ・・・’みたいな困惑顔。
でもあなたしか、私のパンツを隠せる人はいないのよーーーー!!
・・・とこれすべて‘アイコンタクト’のみのやり取り。
おっちゃん、意を決して‘むんず’と立ち上がり、私の絡まったスカートを直すべく、何も言わずに私をグルングルン逆方向に回し始めた。
っと回される事、数回・・・。
やったよ!おっちゃん!
地面に足ぴーーんってならずに着地出来たよ!!
わーいわーい!
と、同時に恥ずかしすぎて、まともに礼もいわず逃げ帰った。
ごめん・・・おっちゃん・・・。
私のパンツ全開サービスショットで許して。
ちなみにこんな事は日常茶飯事。
一回ブランコで、ものすんごく高いとこまで立ったままこぎまくって、いざブランコに座ろうと思ったら、ブランコからケツ落ちちゃって、でぇぇぇぇぇーーーん!!って地面にケツ、ひきづられちゃって、えらい事になった事とかある。
すごい勢いでブランコ行ったり来たり。
ケツ地面にひきづられっぱなで、私‘あぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!’って雄叫びあげっぱな。
どうしたって止まれなくって、最後の方痛すぎて声も出ない・・・。
殺せ・・・もう殺してくれ・・・。
ゆっくりブランコは止まって、ぐったりうなだれたまま、あり得ない痛みのケツ、ソッと見てみると、パンツ破れてそこからケツのぞいてて、熟したモモみたいになってた・・・。
あの日のおケツの痛みは一生忘れない・・・。
そして今もおケツには、あの日の傷の色素沈着が薄っすら残ってる・・・。
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