性格の事ではない。
体の事です。
ゆ・が・み。
ある日、いつものジーパンを履くと、なぜだかやたらと左の裾だけ踏む。
その度、“ギャッ!”となってこけかける。
しかしこけない。
ここはしっかり根性みせたる。
なめんな。
そういう話ではない。
転倒しかける訳です。
日に何度も。
社内では始めは皆、“大丈夫~?”と言ってくれるがその都度、“あぁすんません!ジーパンの裾が長くて…”なんて言いまくってるうちに、しまいにゃ私ひとりで、“アワワ!”とか“ンギャ”とか騒いでる有様。
淋し。
そこで気付いた。
歪んでる??
私ったら傾いてる?
半壊?
役所に届けた方がいい?
たぶん届けなくていいと思うけど、整体とかは行った方がいいかもしれない。
お~お~。
ほんと、年だねぇ~…。
なんか最近流行ってるらしい、“どんだけ~”とか、昔流行ったMCATの“ボンバヘー(Bomb A Head!)に似てるな…とか思ってるし。
“年は取るんじゃなくて、重ねるもの”とか言うけど、ちゃんと生きてて、頑張ってる人は、重ねるんだろうけど、そうじゃないほとんどのパンピー(一般人)は、取るんだよ。
ならば“ピサの斜塔”ぐらいまで、傾いてやろうじゃないか!
ギネスにでも載ったろうじゃないか!
“世界一傾いた女”ってな!な!な!
どんな事でも極めた奴には、誰も文句は言いますまい。
でも。
人ってあんなに傾くの……?