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秋の湯布院へ。

今回は山&写真仲間の皆さんと恒例の秋の湯布院へ。

早朝はやや遅れて由布の朝霧のビューポイントへ、

皆さん既にスタンバッてました(;^_^A


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雲が多くて朝焼けは今一つでしたが朝霧を見る事が出来たので

これはこれでラッキーとしときましょう。


朝霧鑑賞後は湯布院へ移動。金鱗湖へ向かいました。
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コチラも雲が多くて日差しはありませんでしたが

朝霧の金鱗湖は幽玄の雰囲気でした。


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一際注目を集めていた青鷺。

じっとしてて殆ど動きません。この青鷺君、どうもこの辺を根城にしているようです。


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保護色になってて気付かれ難いですが

ヨシゴイ?らしき鳥が睡眠中でした。


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紅葉は青葉が多くて今ひとつでした。

今年はこのまま紅葉せず散ってしまうかも・・・・・・。


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それでも何とか紅葉してる木を見付けてパチリ(笑)


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注意して見ると秋を結構見付ける事が出来るもんです♪


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観光馬車を引くユキちゃん。

車がすれ違っても、観光客が横切っても微動だにしません

流石ですね~。


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佛山寺にて。大銀杏が見事でした。


最近色々とバタバタとしてる関係で中々動き難い日が続いていましたが

今日は良い気分転換にもなって楽しい湯布院となりました。

皆さん有難うございました~♪





カラフルな秋と里の秋

10月も中旬になってだいぶ秋が深くなってきました。

山では紅葉の便りが聞こえてますが、果たして今年は見る事が出来るのか?

たぶんに今年の秋は色々と動けぬ所要が重なって焦る気持もあり・・・・・(;^_^A

でも、こればっかりは、しょうがないの近くの秋の様子をお気軽に超安近短で

気分転換も兼ねて廻ってみました。


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近所に大きく伸びていたケイトウ。

秋晴れに目立つ赤は異国情緒を思わせてくれます。


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コスモスも見頃に。

この日は家族連れや観光客で賑わっていました。


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広大な敷地は一面コスモスのカラフルな色彩で

実に目立ちます。


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秋の日差しを浴びて実に色とりどりのコスモス

が咲乱れていました。

休日も重なって人出も多く混雑しまくり(笑)


さて喧騒から抜けて人もまばらな里に目を向けると・・・・・。

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服にくっ付いてくるこの時期馴染みな植物の一つ

アメリカセンダングサ。

これ以外にも引っ付きむし系の植物が結構身近に

存在してますね~。

小さい頃はこれ投げて遊んでましたっけ。


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近所も田んぼも実りの秋を向かえてますね~。

稲刈りをしてる光景も多く見るようになりました。


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帰宅後、ふと空を見ると秋らしい雲が静かに漂っていました。

短時間ながら秋を感じ見つつのお出掛けは、

結構いい気分転換になったようです。


さ~~てさて紅葉はどうなりますかね~~~。

チャンスがあったら行ってみましょう(;^_^A

秋晴れの阿蘇と草泊まり研修。

約1ヵ月振りの更新となります。

今回は阿蘇地区パークボランティアの「草泊まり」研修に参加の為

阿蘇に赴きました。

10月1日~2日の二日間掛けて行われます。


「草泊まり」とは秋の草刈りの時期に原野と自宅の往復の手間を省く為に

寝泊りしてりしていた小屋の事で、交通機関や交通網が発達した現在、その風習は

行われなくなりました。


その阿蘇での昔ながらの風習を伝えようと阿蘇地区パークボランティアを始め

様々な方々が活動されています。


今回私も阿蘇の先人の技を体験する事に!

しかも記録係の役も仰せ付かり何気に責任重大だったりします。

という訳で今回は「草泊まり研修」のレポという形でお伝えいたします!



10月1日

この日は気持ちの良い秋晴れ
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根子岳も展望抜群です。


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ススキも大分伸びてきました。


さてAM9:30に南阿蘇ビジターセンター に集合

らくだ山山麓の現場まで移動します。
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草泊まりの材料となるススキを刈る作業の段取りを打ち合わせているところ。

大鎌を使った危険作業なので安全第一が優先です。


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いよいよ作業開始!


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草刈りの様子。ベテランの技が光ります。

大鎌を使ったこの作業、結構大変で思った以上にコツを要します。

私も作業をしましたが中々上手くいかず厳しい指導を受ける羽目に(笑)


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皆さんのお陰で作業がドンドン進んでいきます。


刈ったススキは束ねて稲手(いなで)にして軽トラに積み込みます。
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軽トラ3台分イッパイに。結構な量です。積み込み作業も一苦労です。


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刈り取ったススキのカヤを綺麗にまとめます。

ススキ以外のヨモギなどの草は取り除きまとめていきます。


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束ねたカヤを並べて干し翌日の「草泊まり」製作に使用します。



10月2日

この日は雲が広がる肌寒い天候。
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さて2日目は「草泊まり」の製作の作業です。


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今回の作業について先生よりお話を受けてるところ。

この後いよいよ作業開始です。


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割り竹を用いて草泊まりの骨格となる部分を

作ります。


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竹を地面に固定させたら頂上の部分をシッカリと

結びます。


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基礎部分の周りを火であぶり丸く整えた竹で補強し結んでいきます。

草泊まり製作で必須になってくるのがこの紐の結び方「かきね結び」。

クギを使用しない草泊まりならではの技法です。

この「かきね結び」も意外と苦労し昨日同様、厳しい指導を受ける羽目に(笑)


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竹が組みあがり草泊まりの形が出来た所でカヤを使用します。

昨日干した分をせっせと運びます。


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壁の部分にするカヤを取り付けます。


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取り付けるカヤを紐で固定して・・・・・・。



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その上から竹で更に固定していきます。


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中と外からそれぞれに役割分担しながらの作業の様子。

労力もさることながらチームワークも必要になってきます。


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ようやく形が見えてきました。


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更に天上部分も必要なカヤを使って固定していきます。


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草泊まりの全容がほぼ見えてきました。

最後に天上部分の「トベ」を製作します。


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まずトベに使うカヤを束ねて・・・・・・。


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上からドンドンねじっていきます。


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完成した「トベ」。流石先人の技の妙です。

あっという間に完成!


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最後にトベを天上にと取り付けて竹で固定して完成です。


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完成した「草泊まり」 正に職人技の出来栄えです。


この二日間は結構大変な作業でしたが

阿蘇の昔の営みを実際に体験する非常に意義深いものでした。

世の中便利になり、効率のみが優先されがちですが、昔ながらの

風習が今の雄大な阿蘇の礎になっているのも紛れも無い事実です。

高齢化が進み阿蘇の草原維持の危機が叫ばれて久しくなりますが

もっとこの様な活動を通じ、阿蘇の素晴らしさだけではなく、先人の

営みにも目を向けるとまた違った意味でこの阿蘇を見る事が出来るのではと

個人的ながら強く思っています。


さ~~て今回の記録。2日目はビデオ撮影も兼用した為、

カメラとビデオの二刀流というチョッと無理な体勢となりました。

只今鋭利編集作業中ですが、撮影枚数が結構な数になっていて・・・・わぁ~~いw川・o・川w


ビデオは自然環境事務所の持ち物なので出来はどうあれお任せして・・・・・(;^_^A


写真の方は出来次第送らねばなりません。


しかしながら少しでも資料の一つとして役立って貰えれば嬉しい限りです。

今回の阿蘇。様々な意味で自分にとっては意味のある阿蘇でした。