信号機の電気代って年間120億円にもなるって知っていましたか?
その電気代は各都道府県が支払っており、交通違反などの罰金から工面されているそうです。
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アンニョンハシムニカ<m(__)m>
民です。
いよいよ、総聯第24回全大会まで約1カ月、朝青第24回大会まで約2カ月を残すところとなりました。
第23回大会以降の4年間は、まさに激動の日々でした。
祖国と在日同胞社会を取り巻く情勢においても、自分自身にとっても、とても「濃い4年間」だったと思います。
朝鮮青年社の記者として日本各地を飛び回り様々な方々にお話を伺う過程で、「自分がどのように生きるべきか」を必死で模索した期間でもありました。
この4年間で何より学んだことは、「前を向いて進む力」。
もちろん、人生において悩みや葛藤は尽きないけれど、決して立ち止まらず自分にできることを精一杯やることが何より大切だと思いました。
少し語らせてください(^-^)
皆さんは、松下幸之助という方をご存知ですか?
松下幸之助さんは、パナソニックの創業者であり、経営の神様と呼ばれている方です。
3年前、当時通っていたコリアンビジネススクールの講師の方に薦められて、松下幸之助さんの本を読みました。
その一節にこのような言葉がありました。
「大事なことは、このワシ(自分)を見分け、自覚し、そのフシブシで思いを新たにすることである。これがわかり、これができれば、いろんなことがすべてプラスになり進歩の糧となって、次々と起こることをむしろ歓迎するようにもなるであろう。フシは自然に与えられる場合もあるし、自分でつくり出していく場合もある。いずれにしても、とらわれない心でものを見、考え、ふるまうことである。むずかしいことかもしれないが、やっぱりこれがいちばん大事なことではなかろうか。」
自分を客観的に見つめ直し改めること、いかなる局面にも対応できるよう備えること、既存の概念に捉われず自己を高めることの重要性を感じさせるこの言葉にとても感銘を受けました。
このようにいわゆる偉人と称される方々だけでなく、取材先で出会った方々からも多くの真理を授かりました。
『セセデ』5月号の「そんせんにむ。」で取材した神奈川中高・李舜在先生もその一人でした。
李舜在先生には、「信じて待つ」ことの重要性を教えていただきました。
信じること――。
それは、何気にとても難しいことだと思いました。
松下幸之助さんの言葉を引用します。
「部下に大いに働いてもらうコツの一つは、部下が働こうとするのを、邪魔しないようにするということだ」
もう一つ、自分が感銘を受けたある在日同胞企業家の言葉を引用します。
「会社にとって最も大切な資産は人材である。やれと言われたことをやれない人は論外。やれと言われたことをできるのは当たり前。自分から進んで仕事を探す自主性に富んだ人が増えれば会社はもっと良くなる。ただし、それだけではいけない。最も重要なのは、自分の頭で考え、無から有を創造できる主体性を持った人材を育てることなのだ」
これらの言葉は、連関性があると思います。
チュチェ思想では、人は自主性と創造性、そして意識性を持った社会的存在だと定めています。
社会や会社が様々な人々の集合体であるならば、それらの「力」を高めるには「属する人々の力を最大限に生かす」必要があるでしょう。
加えて、各々の「主としての自覚と責任感」を育てなければならないと思います。
ただし、何を一番大切に考えるかは人それぞれです。
理念をしっかり共有できていない集団には原則がなくなり、いわゆる自由主義が蔓延り、やがて活力を失うと言えるでしょう。
松下幸之助さんの言葉を再度引用します。
どんなに悔いても過去は変わらない。
どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。いま、現在に最善を尽くすことである。
アイデアを生むと言っても、口先だけでは生まれない。
これもやはり熱心であること。寝てもさめても一事に没頭するほどの熱心さから、思いもかけぬ、よき知恵が授かる。
人には燃えることが重要だ。燃えるためには薪が必要である。
薪は悩みである。悩みが人を成長させる。
これらの言葉は、自分の教訓でもあります。
情熱こそすべての原動力であり、悩みの中で人は成長すると思います。
悩みは尽きないけれど、それが成長への栄養素であるならば、捨てずに大いなる情熱でそれを取りこむべきではないでしょうか。
そして、いつも自分を振り返り、ベストを尽くしたとき新たな答えが見つかると考えています。
やっべー。
今回は少し語り過ぎました。
(>_<)
とにもかくにも、“本物”にはジャンルを問わず哲学があるものです。
自分も本物になれるよう、頑張ります<m(__)m>