祖国のオモニ | セセデブログ

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2日に1度更新!

クァセアンニョンハシムニカ<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

YシャツのYって、ホワイトのYって知っていましたか?

 

 

 

 

 

 

(>_<)

 

 

 

 

 

 

です。

 

 

 

 

 

 

今年は、1月9日、板門店の南側地域「平和の家」で北南高位級会談が行なわれ、共同報道文が発表されるなど、祖国と民族、在日同胞社会において歴史的な1年になると予感させますね。

 

 

 

 

そんな激動の時代に合った、そして読者たちに寄り添った唯一無二の機関紙を今年も製作する所存です。

 

 

 

 

 

ですから、皆さまどうぞご指導ご鞭撻ください<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

ヤッハー!!!!!!!

 

 

 

 

 

真面目な話は終わりだ!

 

 

今から、永遠とクロツラヘラサギの生態について書いていくぜ!

 

 

 

 

 

 

うるせぇ。

 

 

 

 

(>_<)

 

 

 

 

 

 

 

毎度毎度過ぎた冗談をお許しください<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

 

今回は、いよいよ「民の祖国訪問日記~season3~」をお届けします。

 

 

 

 

 

 

 

いきなりですが、質問です。

 

 

 

 

皆さんの好きな動物は何ですか?

 

 

 

 

 

 

……ふむふむ。

 

 

 

 

 

……なるほど。

 

 

 

 

えっ?

 

 

自分ですか?

 

 

自分の好きな動物ですか?

 

 

 

それは……

 

 

 

 

 

「ヒト」

 

 

 

 

ヨンウォニ~~~♡

 

 

 

 

 

 

(>_<)

 

 

 

 

 

すいません!

 

 

 

 

 

冗談はさておき、人って本当にすばらしいですよね!

 

祖国訪問期間に様々な場所を回り、いろいろなことを学びました。

 

その中でも、一番自分の脳裏に焼き付いているのは祖国の人々との思い出です。

 

今回から、そんな人々とのエピソードを書こうと思います。

 

 

 

 

 

第1弾は、この人。

 

 

 

 

層オモニ!

 

 

 

 

 

「誰!?」ってなりますよね(笑)

 

 

 

 

 

祖国を訪問したことがある人はわかると思いますが、祖国のホテルや講習所などには各階に(*絶対ではありません)洗濯や掃除などをしてくれるオモニたちがいます。

 

 

 

 

 

*表現が曖昧でミアナンミダ……。

どこの国にもホテルの従業員はいますが、祖国では、部屋の掃除や洗濯などをしてくれる従業員を、層(階)オモニと呼んでいます。

 

 

 

自分は昨年、5年前と同じ講習所に宿泊したのですが、そのときに迎えてくれた方が、21歳、26歳、31歳(今回)と5年毎に面倒を見てくれたオモニでした。

 

 

 

 

 

オモニの特徴を簡潔に述べるなら、「チョーキョーレツ」。

 

 

 

 

 

一度話し始めると、こちらが話を遮らない限り「一生」しゃべり続けます(笑)。

 

 

 

 

今回も、自分の顔を見るや、

 

 

 

 

 

「いや~、あんた久しぶりじゃないの! 何年ぶり? 何年ぶり? 大きくなっちゃって~。顔パンパンやないの! カボチャかと思ったわ。カボチャかと思ったわ。ほんまにカボチャかと思ったわ」

 

 

 

と、猛攻撃するオモニ。

 

 

 

 

 

「オモニ~。元気でした?」と自分が質問すると、

 

 

 

 

 

 

「な~にが元気でした? よ~。オモニはこんなにやせ細ってるのに、あんたはどんどん成長して! ムチムチやないの! ほんまにカボチャかと思ったわ……。カ・ボ・チャ!」

 

 

 

 

 

 

どれほどカボチャが好きなのかわからないが、オモニの中で自分はカボチャだったようです(笑)。

 

 

 

 

 

そして、今度は息もつかず質問の嵐。

 

 

 

 

 

「あんた結婚したのかい? え!? 結婚してないのかい? あんた何歳になったのさ? 31歳!? こんな良い男なのに相手いないのかい? まあ、こんに髪も薄くなっちゃったし……。たしかにカボチャだけど……」

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ、言うか(笑)。

 

 

 

 

 

 

「でもね。人は顔じゃないから大丈夫よ! きっと良い人が見つかるわ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

(人は顔じゃないって……さっき、さんざんカボチャって言ってたやないかい!)

 

 

 

 

 

そんなこんなで、久しぶりの対面は30分以上話が途切れることはありませんでした。

 

 

 

挙句の果てには、「あんた体つき良いから荷物運ぶの手伝いな!」と言われ、各部屋に水を配達することに(笑)。

 

 

 

 

それでも、そんなオモニの姿が妙に懐かしく感じました。

 

 

 

 

日本に暮らしていても、一目見れば本当のオモニのように、接してくれるもう一人の「オモニ」の存在は、祖国をより身近に感じさせてくれる存在でした。

 

 

 

 

今、在日同胞を取り巻く情勢はいつになく厳しいです。

 

 

だからこそ、祖国を知らない人たちが祖国を知るためには、自分がオモニの役割を果たさなければならないと思います。

 

 

 

自分は祖国に暮らしてはいないけれど、祖国を知っており、祖国の人を知っているのだから。

 

 

 

うわ~、自分で書きながら恥ずかしくなってきた……。

 

 

 

(>_<)

 

 

 

 

次からも、祖国を身近に感じた人たちとの出会いやエピソードについて書いていきます!

 

 

 

 

次回も乞うご期待ください<m(__)m>