東海北信編、まず始めは全般を通しての感想から・・・
今回のサマスのテーマは、「民族と言語」。
本当にすべての企画が上記テーマで一貫していた。
特に関心したのが、学生たちに配られたパンフレット。
サマスパンフレットと言えば、日程や注意事項が書いてあり、
各企画用に何枚かの空のページがあるのがよくあるものだが、
今回学生たちには、ワークシート形式になったパンフレットが配られた。
各企画と連動し、その時新たにならったウリマルを書くものや、
歴史上の人物の名前を当てるもの、
特には、自分の名前をウリマルで書いてみるページも。
学生たちは、企画ごとにミッションを解いていき、
指導員や朝高生の力を借りながら
自分の力でパンフレットを学んだ知識でいっぱいにした。
最終日には、ミッション攻略を表彰し、「民族の守り人」としての称号が与えられた。
さらにもう一つ。
各企画もさることながら、学生たちの注目を一身に集めたのが、
「謎の民族の守り人」の存在。
彼は、食堂でご飯を食べる最中に必ず現れ、
学生たちに語りかけ、笑わせ、新しいウリマルを教えてくれた。
効果てきめん。私も食事中いつ彼が現れるのか楽しみだったくらいだ。
班別にご飯を食べながらしゃべるのもいいが、
こうやって様々な空間を効果的に楽しい学びの場に変える斬新さに、
とても関心した。
そして学生たち。
今回高校生の班2つと、中学生の班2つに分かれたのだが、
班ごとにとても特色がでていた。
高校生たちは、自分の経験や悩みをとても真剣に、積極的に話し、
その思いを共有し2泊3日のうちにたくさんの成長が見られた。
中学生たちはとにかくいつも元気で積極的だった。
ほとんどの中学生の口から自分の地域の学生会を自分が盛り上げていく!との
熱い決意が語られたことをとってみても、
いかに今回のサマスが充実したものであったのか慮ることができるだろう。
次回はそんな学生たちの声をご紹介しようと思う。
つづく。。。