今回は学生たちの声をご紹介。
~「班の集い」「全体討論」より~
講義を聞いて、日常生活では忘れてしまいがちな、
「自分たちのこと」を、ちゃんと考えなければならないと思った。
自分の先祖がどうやって日本に来て、どうやってきて今の自分がいるのか、
知ることがとても重要だと思った。(鳥取・高1)
ミサイル問題などが騒がれたとき、学校のホームルームで先生が
学校に不審なものがあったら言うようにと言っていた。
自分の国が日本のマスコミが騒ぐようなそんな国でないことはわかるけど、
日本学校の友達はマスコミがすべて。
自分の行動で印象を変えていけるように行動で示していきたい。(岡山・高1)
普段の生活ではコリアンとしての自覚が薄れてくるし、
同化してきてるのではないか!?とはっとしたりもする。
でも学校の友達に言ってもわかってもらえず、
感覚が薄れていく自分がだめなんだと不安になったりもする。
でも、サマスに来ると日本学校とは違う安心感があるし、
忘れてはいけないものを思い出すことができる。
これからは、自分の今回の経験を積極的に話せるようにしたい。(鳥取・高1)
今までは避けてきた「朝鮮」についての話題に、
しっかりと向き合っていこうと思った。(岡山・高1)
~岡山学生会会長インタビューより~
Q.サマスを前に新会長に任命されたと聞いたが。
A.昨年まで岡山学生会は定期的に活動できていなく、たまに集まるくらいだった。
そんな中、会長になってほしいと言われたのだが、学生会が本当に好きだし、
自分でいいならいろんなイベントを開いて頑張ってみようと思ったのですぐに引き
受けた。
Q.初めて動員にでかけてみてどうだったか。
A.知ってる子だけではなく、帰化していたり、会ったこともない人のところにも出か
けた。
実際行ってみると、引っ越していていなかったり、誰とも会えない日もあった。
ウリマルを聞いた途端顔色が変わって不信感まるだしになった人もいたし、
帰ってくださいって言われたこともあった。
でも、サマスをきっかけにメンバーを増やしていきたかったし、
サポートしてくれる朝青が自分たちのためにとても頑張ってくれているのが伝わ
ってきて、ちょっとでも力になれていると思ったら動員も楽しかった。
Q.最後のサマスはどうだったか。
A.討論で自分の考えをうまく伝えられなかったり、まとめられなかったりと今後の課
題が見つかった。
それでも後輩たちがオンニオンニ!と慕ってくれたのでうれしかった。
Q.今後の決意について。
A.今回のサマスに参加した子たちに、もうすでにサマスだけではなくて、
今後定期的に活動していこうと積極的に話しかけている。
メンバーとしての自覚を認識して、今後もっと人数を増やしていけるように。
次のイベントももう決まっているし、今後サマスでのような「学び」、朝高生と学生
会の「学びの場」をたくさん設けようと思っている。
卒業するまでに、先頭に立って岡山学生会活動活性化のために頑張るし、
会員が増えた活気ある学生会を後輩にしっかりと引き継ぎたい。
つづく。。。