昨年に続き、今年も「ヘバラギCUP」の取材に行ってきました。
「ヘバラギCUP」とは、全国の朝鮮学校に通う初級部生のバスケの大会です。
今年もコマ選手たちは、大人もびっくりするほどレベルの高い、
白熱した試合を繰り広げていました。
学生の部活動にかける思いや全力で試合に臨む姿は、
『朝鮮少年』9月1日号で紹介予定ですので、今日は別の話を。
「ヘバラギCUP」の取材をしながら、
今年は学生を指導する先生方に目がいきました。
・「ただ立ってるだけなら誰でもできる!決勝に行きたいくないのか!」と、厳しく叱りつける先生。
・試合中、ずっと立ち上がって選手に優しく、時に熱くアドバイスをする先生。
・負けて悔しがって泣く学生を、人気のないところで静かに励ます先生。
・試合に勝ってこれまた泣きながら駆け寄ってきた学生を思いっきり抱きしめて、満面の笑顔でともに喜ぶ先生。
・・・・。
学生を思う先生たちの姿を至る所で目にしました。
学校に取材に行く度に思うことですが、先生という職業は本当にすごいなと思います。
子どもたちに勉強を教え、社会生活を教え、時に悟し、そして時に厳しく叱り…。
子どもたちに対する「愛」がないとできない職業だなと、本当に、切に、思います。
「ソンセンニム」は、私が最も尊敬する職業です。
「ヘバラギCUP」では、特に大学時代の同級生、先輩、後輩たちの先生をしている姿をいっぺんにたくさん目にしたので、改めてそんなことを思いました。
そんな先生たちの姿に力をもらった2日間でした。