携帯電話の機種を変更したのが2年半前のこと。
最近はどのキャリアも「契約縛り」があってコロコロ変えることは難しい。
半年前、やっと縛りが消えたから新機種変更を検討したけど、どれも決め手がなくてずるずると古いまま。
そうすると不思議なもので、2年の間は特に問題なかったケータイがしょっちゅう不具合を起こす。
入れ替えてもすぐ電池が切れたり、突然画面が真っ暗になったり。
なんか、タイマーでもついてんじゃないのか。とか勘繰ってしまう。
某メーカー製品は保証期限が切れると同時に故障する、なんてどこかの都市伝説みたいに。
元は取ったんだからどんどん新しいモノを買いなさい、消費しなさいと囁くためのタイマー。
むかーしむかし、ひげもじゃのマルクスおじさんは言いました。「一つの妖怪がヨーロッパをさまよっている―共産主義の妖怪が」
いま、わたしのまわりに資本主義の木っ端手下のミニ妖怪がさまよって、新しいケータイを買わせようとしてるんじゃないか。
そんな妄想をしつつ、今日もオンボロケータイの電源を入れる。