1Q84 BOOK 1/村上 春樹

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私は、中学生の頃から、大学生のいとこの影響で村上作品には触れてきました。

中学生にとって大学生という存在はずいぶん大人で、特にカルチャーの面での影響は大きく、早く大学生になりたいと思ったものでした。

だから、なんとか「村上好き」というおしゃれでかっこいい趣味をもって、仲間入りをしたかったのです。

でも、この作品を読んでようやく、結局は作家との相性が合わない事に気づきました。



読む事がやめられない面白さがありました。実際に2日間で読み終えました。

でも、心に残るものやストーリィに対する感動など、なにもないのです。疑問もありません。

せっかく読んで残念ですが、つまり作家と共有できる感覚がなかった事なのです。

この感覚は、私にとってはこの作品に限らず、私が読んだすべての村上作品に共通する事です。

しかし、イスラエルで行った彼の勇気ある演説では、

演説内容以上に、その演説を実際に行った勇気ある行動そのものに、とても感銘を受けました。



独特の観念の世界を描いているため、こんなに大衆的に受け入れられるとは信じられません。

ブームや雰囲気にのまれず、「村上春樹」というブランドを冷静に見つめ直す事が大事だと思います。
一生モノの勉強法―京大理系人気教授の戦略とノウハウ/鎌田 浩毅

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たくさんの”勉強法”がのっていて、無理のないところからスタートできる提案がほとんど。

押し付けるようなところがなく、「これなら、やってみようかな」と気軽に思わせるのは、やはり先生ならでは。

私としては、全6章あるうち、後半2章はそれまでの流れと少し異なっていたため、4章までで本が完結していても良かったと思う。
功利主義者の読書術/佐藤 優

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佐藤氏の本に対する解釈を読むと、行間から察して想像を膨らませたり、過去の経験を駆使することで、あらゆる本からどんな意義をも見いだす事ができる。

読んだ本がつまらなかった、駄作だった、というのは簡単だが、そう決めるのは自分次第だ。

それでもなお、良書に出会うのは難しいと佐藤氏が語っている事に好感を持つ。



マニュアル本ではないものの、知識を得るのに役に立つ書籍の紹介が、テーマごとにされている。

かなり突っ込んだ内容の書評なので、ともすると、その本を読んで本質を理解してしまったような幻想を抱かせる。



なので、ぜひ一冊でも紹介された本を読んでみたい。

その上でもう一度「功利主義者の読書術」を読めば、佐藤氏が言わんとしている事が、もっと心に迫って理解できるだろうと思った。

☆が4つになるのか5つになるのかは、その後なのである。