人間の器量 (新潮新書)/福田 和也

¥714
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「かつての日本人の生き様の喪失」に関して、その功績と弊害を挙げています。
器量が培われた背景として、戦争と貧困による身近な不幸を大きな原因として捉えていますが、誤解を与えないように丁寧に書かれています。
第一章では教育と時代背景をもとに、国内外に至るまで、平板ではない人物像を評価する事の大切さを説いています。
つまり、「人というのは、複雑で多面的な存在(途中省略)という当たり前の事が、今の世間から、完全に抜け落ちているのです。」と本文中にもある通り、
能力の有無や印象の善し悪しという、一方からの薄っぺらい物差しのみで人を判断する傾向にある事への警戒です。
器量の大きかったと言われている、歴史上の人物を例に第二章は進められています。
しかし、ちょっと例が多すぎて、この第二章がタイトルからかけ離れ、「偉人伝」になってしまった気がしました。
そして第三章では、器量を大きくする5つの道を提案してますが、説得力がないように感じて、あまり印象に残っていません。
なので、全体的に良い本だとは思うのですが、上記の理由で☆は3つです。

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「かつての日本人の生き様の喪失」に関して、その功績と弊害を挙げています。
器量が培われた背景として、戦争と貧困による身近な不幸を大きな原因として捉えていますが、誤解を与えないように丁寧に書かれています。
第一章では教育と時代背景をもとに、国内外に至るまで、平板ではない人物像を評価する事の大切さを説いています。
つまり、「人というのは、複雑で多面的な存在(途中省略)という当たり前の事が、今の世間から、完全に抜け落ちているのです。」と本文中にもある通り、
能力の有無や印象の善し悪しという、一方からの薄っぺらい物差しのみで人を判断する傾向にある事への警戒です。
器量の大きかったと言われている、歴史上の人物を例に第二章は進められています。
しかし、ちょっと例が多すぎて、この第二章がタイトルからかけ離れ、「偉人伝」になってしまった気がしました。
そして第三章では、器量を大きくする5つの道を提案してますが、説得力がないように感じて、あまり印象に残っていません。
なので、全体的に良い本だとは思うのですが、上記の理由で☆は3つです。

