とりあえずリレーショナルデータベースからデータを取得し
画面表示するASP.NET WEBアプリケーションを作ってみようと思い
IIS7.0、.NET Framework3.0、SQL Server 2005 Developer Edition、
そして開発ツールとしてVisual Studio 2005 Express Edtition
をインストールしてみました。
・IIS7.0、.NET Framework3.0のインストール
IIS7.0や.NET Framework3.0といったWindows Server 2008のコンポーネントは
Server Managerで「役割の追加」を行うことでインストールします。
1.Server Managerを起動し「役割」から「役割の追加」を選択します。
2.「サーバーの役割の選択」で「WEBサーバー(IIS)」と「アプリケーションサーバー」を選択します。
3.WEBサーバーの機能選択画面。
IIS6.0(Windows Server 2003)の時よりも、より細かく選択できるようになっています。
今回はとりあえず「IIS6管理互換」を除いて全て選択しました。
(あとでSQL Server 2005をインストールするときに「IIS6管理互換」が必要だったことが発覚します。)
4.インストールを実行するとIIS7.0と.NET Framework3.0が追加されます。
追加された機能はServer Managerから確認でき必要に応じて機能の追加・削除を行うことができます。
・SQL Server 2005 Developer Editionのインストール
今回はSQL Server 2005のDeveloper Editionをインストールしました。
Developer Editionは最上位のEnterprise Editionと機能は同じですが
開発目的の使用に限定されていて安価に手に入れることができます。
SQL Server 2005の機能を試すならExpress Editionよりお奨めです。
で、インストールしていたのですがインストール途中で以下の警告が表示されました。
このメッセージについて調べたところ以下のサイトに情報がありました。
http://support.microsoft.com/kb/920201/ja
要約:
Windows Vista/2008にSQL Server2005をインストールする時は
SQL Server2005が依存している以下のIIS7のコンポーネントが必要。
共通のHTTP機能
- 静的なコンテンツ
- 既定のドキュメント
- HTTPリダイレクト
- ディレクトリの参照
アプリケーション開発
- ASP.NET
- ISAPI拡張
- ISAPIフィルタ
セキュリティ
- Windows認証
管理ツール
- IIS6管理互換
- IIS6メタベース互換
- IIS6WMI互換
先程、IIS7.0をインストールする時に「IIS6管理互換」をインストールしなかったのが
いけなかったみたいです。Reporting Serviceを使用しなければいらないような気もするけど
とりあえずServer Managerで「IIS6管理互換」を追加してSQL Server 2005を再インストール。
今度は正常に終了しました。
その後、SQL Server 2005 Service Pack2をインストール。
Service Pack2のインストール完了後、自動的に「SQL Server 2005 User Provisioning Tool for Vista」が
起動するのでこれもインストール。
(Windows Vista/2008ではこれをインストールしないとSQL Server 2005を使用できないようです。)
・Visual Studio 2005 Express Editonのインストール
今回はVisual C# 2005 Express EditionとVisual Web Developer 2005 Express Editionをインストールしました。
この後Visual Studio 2005 Express EditionのService Pack1と
Visual Studio 2005 Service Pack 1 Update for Windows Vista.をインストール。
(SQL Server 2005と同様、これをインストールしないとWindows Vista/2008では
Visual Studio2005を使用できません。)