サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント -9ページ目

サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント

株式会社サーバントコーチ代表取締役 世古詞一のブログです。

以前、コーチングしている時、こんな相談内容がありました。

「新しい部署に配属されたんですが、うまくやっていけるか正直不安な日々なんです。」

「何があったんですか?」

「前任の部長が組織を滅茶苦茶にしていったんで、その建て直しを任されてるんです。
 でも、人も商材も負の遺産ばかりなんで、正直問題を大きくしそうで怖いですし、
 上もチクチク言う人で、すごいプレッシャーかけてくるんです。」

その時に、こんな話を思い出してお話しました。

元巨人軍の投手でボストンレッドソックスの中継ぎで
活躍した岡島選手があるインタビューでこんなことを言っていたのです。

イ)「いつも、満塁などのピンチで出番が回ってきますが、
プレッシャーなどどうしてるんですか?」

岡)「気にしてません(笑。自分が作ったピンチではないし、
満塁にした人のせいなので。打たれてもしょうがない
(俺のせいじゃない)と思って、投球に集中しています。」


というようなことをおっしゃってました。

自分が考えてもしょうがない問題と自分のすべきことを
うまく線引きしていて、開き直って
カラッとしていて(笑
すーっと心に入ってきました。


数分後、彼は笑って部屋を後にしましたww


充実と成功のヒント:岡島理論で開き直って今に集中しよう!


「弱いつながりの強さ」

米社会学者マーク・グラノヴェッター氏の学説。「強いつながり(親友や家族、同じ会社の人など)」よりも「弱いつながり(ちょっとした知り合いなど)」から得る情報の方が、価値あるものだったり、イノベーションが伝播しやすい、という社会ネットワーク理論。

いつも会っている組織内の人とは、接触頻度は高いけれど、たわいない話をすることが多い。そして同質性が高まってくる。一方で、たまにしか会わない人と会った時は、「これ知ってる?」のような形で、重要な情報だったり、革新的な情報を得られることが多い。まぁ、そもそもそんなに関係が強くない人と会うってことは、話す内容ありき、のところもあると思います。

この弱いつながりをたくさん持つことが、重要な情報の伝播や相互理解、イノベーションを生むと。


会社組織では、縦横斜めなどクロスファンクショナルな交流を生む仕組みを作ることだろうし、

個人で言えば、ちょっとしたことで出会った人との関係性を大事にして、いつの間にか「切れている」のではなく「弱く」つながる、ことって大事だな、と思う訳です。年に1回会う関係性の人が複数いる強さ、ということです。

そんな訳で、今日はある研修を共に過ごした弱くも濃いつながりの仲間たちとの忘年会でした!大事にしていきたいと思います。





充実と成功のヒント: 弱いつながりを継続させていこう!
ポジティブ心理学の研究の中で、幸福感を増すための方法というのがいくつかあります。

*ちなみに幸福感を増すメリット(様々な実証データが出てます)
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主観的に幸福な人は、そうでない人に比べて、病気が少なく、寿命が長く、収入が多い。幸福になれば、人は生産的で、行動的で、健康で、友好的で、創造的になる。そしてその幸福感は、家族や友人に伝播して行く。
---------------wikipediaより

そのひとつが「感謝の手紙を書くこと」です。
先日、私も親友への感謝の手紙を書いて(実際には渡さない。が、渡さなくても幸福度は高まる)、なぜ彼にそこまで信頼を寄せているのかが、初めて言語化して気づくことができました。

それは

・私の話を、いつでも興味を持ってふざけながらも真剣に聞いてくれるから
・時に、聞いた上で笑い飛ばしてくれるから。
・そして、話をしっかりと受け取ってくれるから。
・その関わりが、私という存在に価値を与えてくれるから。

しっかりと受け取ることは、相手に多くを与えることに繋がっている。

何か人に影響を与えたい、と思っている人は、まずは眼の前の人の話を

・しっかりと受け取る(聴く、うなづく、質問する、突っ込む、いじる)
・共感する(笑う、喜ぶ、悲しむ、怒る、)
・受け取ったことに触発されて行動する(勧められた本を読む、モノを買う等)

それだけで、実は多くを相手に与えている。
しっかり受け取ることで、既に与える側の人になっているということ。
それだけで価値があるということ。

一見当たり前ですが、改めてそこから始めて見ようと思いました♪


*充実と成功のヒント:相手の話をしっかり受け取ろう!