毎日いろんなメールが飛んでくる。
社内から。顧客から。上司から。
ちょっと興味を持って登録したけどほとんど読まないメルマガから。
ターゲティングメールから。
ついでにスパムメールも。
「情報共有が大事だ!」 と、
メーリングリストがたくさん立ち上がる。
「このサイト参考になるから見ておいて」
「このblogいいから見た方がいいよ。」
「社内ポータル作ったんで是非見て、参加してください(宣伝!)」
情報に溢れ返った中で、僕らは辟易している。
「仕事の優先順位をつけなさい!」 と、いつも言われる。
なので当然、入ってくる情報にも優先順位をつけます。
例えば、
取ってるんだけど「読まないメール」というのが出てきます。
ここで気をつけたいことは、
メールの中身をじっくり読んで、
「必要ない」
と言っているのではなく、最初から読まないのです。
メールはある情報を「伝えよう」と、メールBOXに入ってくるのですが
見もされないわけです。伝わらない。
メールをじっくり読んでるほど皆、暇ではないのです。
ここで一つ恐ろしい現実が想定されます。
これは人間でも同じじゃないでしょうか?
つまり、
「あいつの話は参考にならないな」と思われている人、
一目置かれていないAさんが発する言葉は、初めから伝わらない運命にあるのです。
何かを人に伝えようとする時、重要なファクター(厳しい現実)は、
「何」を伝えるかより、むしろ「誰」が伝えるか、ということです。
自社ではそこまでひどい現実は無いと思います。
皆を尊重して人の意見を聞いていますが、
発言力というのは確かに存在すると思います。
同じことを言っても「Aさん」が言うのと「Bさん」が言うのでは違うのです。
自分の情報発信媒体としての力を上げていくことが必要なのです。
「ついにネッシー発見!」という記事を「東スポ」が伝えるのか?
「日経」で書かれていたのか?で信憑性は違ってきます。
人も何かを伝える一つのメディアです。
自分というメディアの信頼性を高めていくことで(他の仕事での実績を積み上げていくことで)
自分の意見も通りやすくなります。
自分にもし、その信頼性が薄いとすると、
信頼性のある他のメディア(人)をうまく活用し、
自分の信頼性へと繋げていくのも一つの手ですね。
では、偉くなればいいのか?というとそういうことでもない。
社長からのメールがきたら、皆がすぐさま開封するかというと
そうじゃない人もいるでしょう。今自分が見たい、必要な情報を優先して見るでしょう。
心理学の本を読もうと思った時、
その道の大家が書いた本を読もうと思うか?
元銀座のクラブNo.1のホステスが書いた本を読もうと思うか?
人それぞれでしょう。
つまり、必ずしも偉ければ伝わる訳ではない。
人は見たい、聞きたいものを見聞きするのです。
ということは、自分の側からすると
自分の聞いてもらいたいことを聞いてもらえるメディア(人)になる。
ということが自分のメディア力を上げるということです。
伝えたいことが伝わりやすくなるということです。
ではメディア力はどう上げるか?
結論としてはやはり、仕事であれば仕事で実績を作ったり、人への接し方だったり、
日頃の立ち振舞い、営みによって結果的に形成されてくるのでしょう。
伝えたいことを影響力を持って伝えやすくするために、
周囲との信頼の橋をつくるために、
あなたは何を積み重ねていますか?
参考:あなたの話はなぜ「通じない」のか?