サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント -56ページ目

サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント

株式会社サーバントコーチ代表取締役 世古詞一のブログです。

会議の場などで、よくこんな言葉が使われます。


検討する
配慮する
図る
充実する
徹底する
取り組む
協力する
強化する
促進する
活用する

  :

  :


ビジネスマンにとっては、とっても便利な言葉達です。


こういう言葉がないと成り立たない場面もありますし、
あまり角が立たないように煙に巻く表現の方がふさわしい場もあります。



しかし、言葉の明瞭さとは裏腹に、あまり具体的に行動や結果が変わっていくイメージが持てません



こういった言葉を使うのが悪いわけではないですが、



何か言葉に頼っているような「思考の放棄」感



ある種のコミットメントに対する「逃げ」


を感じます。




つまり、伝えたいメッセージが不明瞭なのです。



相手に何かを伝えるときには、


極力具体的に、定量的に表現することを心掛けていきたいです。


それには、


考え抜いての「決断」



コミットメントに対する「勇気」


のようなものが必要だと思います。



便利な言葉を使いそうな場面では、一瞬振り返って、明確なメッセージかどうか点検してみよう。

LDネタで思ったことをひとつ。




なぜ地検特捜部は今回の件を挙げることができたのか?






それは「(信念の)パワー」が強かったからだと思います。






世の中、悪が勝つとか正義だから勝つとか

そういうことではなく、パワーのある者が勝つのです。






パワーとは、「信念の強さ」だと思います。






LDは、社長を中心に「世界一の時価総額」にしていく

というパワー(信念)がとても強かった。




だから、様々な手段が生まれ破竹の勢いで前進していった。






しかし、






今回はそれ以上に地検のパワーが強かった。




昨年4月に就任した特捜部長は就任会見で




「額に汗して働く人、リストラされ働けない人、違反すればもうかると分かって

いても法律を遵守している企業の人たちが、憤慨するような事案を摘発したい」




と明言していたそうだ。




その正義に対してのパワーがLDのパワーより勝っていたのでしょう。








そういったパワーが無ければ、例え正義を振りかざしても真実は暴かれなかったと思います。






自分自身が「何」に対して「信念」を持つのか。

信念を持っていても、大きなパワーとなる思い入れがなければ無いのと同じです。


(そもそも信念と呼ばないでしょうが。)






ポイントは、




例え自分の信念を持っていてもパワーがなければ勝てない


(信念が信念として機能しない。)




ばかりか、




他のパワーあるものに取り込まれてしまう。屈してしまうのです。









LDの場合も、不正を示唆された買収される側の企業は悪いとは思っていても


(自分の思い(軽い信念?)とは違っていても)




LD側の強いパワーの前に屈したのでしょう。






しかし、パワーがあっても、反社会的なものであれば

最終的には、正しいパワーには必ず屈すると思います。(オウム事件しかり。。)




そういう世の中だと信じたいし、そういう使命感で地検も頑張ったのでしょう。








自身の思いを実現するために




また、




自分の意に反する他の大きなパワーに屈しないために、






「何」について信念を持つかを考え、




その信念のパワーを強めるために、






自己に耳を傾け、決意し、表明し、行動し、結果を出し、時には否定され




また自己を見つめ直し、更に決意していく。






そういった繰り返しをしていきたいと思います。




このblogは、そのプロセスのひとつです。


毎日いろんなメールが飛んでくる。


社内から。顧客から。上司から。

ちょっと興味を持って登録したけどほとんど読まないメルマガから。

ターゲティングメールから。

ついでにスパムメールも。






「情報共有が大事だ!」 と、




メーリングリストがたくさん立ち上がる。

「このサイト参考になるから見ておいて」

「このblogいいから見た方がいいよ。」

「社内ポータル作ったんで是非見て、参加してください(宣伝!)」








情報に溢れ返った中で、僕らは辟易している。




「仕事の優先順位をつけなさい!」 と、いつも言われる。






なので当然、入ってくる情報にも優先順位をつけます。




例えば、






取ってるんだけど「読まないメール」というのが出てきます。




ここで気をつけたいことは、




メールの中身をじっくり読んで、




「必要ない」




と言っているのではなく、最初から読まないのです。






メールはある情報を「伝えよう」と、メールBOXに入ってくるのですが

見もされないわけです。伝わらない。






メールをじっくり読んでるほど皆、暇ではないのです。






ここで一つ恐ろしい現実が想定されます。






これは人間でも同じじゃないでしょうか?





つまり、






「あいつの話は参考にならないな」と思われている人、

 一目置かれていないAさんが発する言葉は、初めから伝わらない運命にあるのです。






 何かを人に伝えようとする時、重要なファクター(厳しい現実)は、

「何」を伝えるかより、むしろ「誰」が伝えるか、ということです。






自社ではそこまでひどい現実は無いと思います。


皆を尊重して人の意見を聞いていますが、






発言力というのは確かに存在すると思います。

同じことを言っても「Aさん」が言うのと「Bさん」が言うのでは違うのです。






自分の情報発信媒体としての力を上げていくことが必要なのです。






「ついにネッシー発見!」という記事を「東スポ」が伝えるのか?




「日経」で書かれていたのか?で信憑性は違ってきます。




人も何かを伝える一つのメディアです。




自分というメディアの信頼性を高めていくことで(他の仕事での実績を積み上げていくことで)




自分の意見も通りやすくなります。




  

自分にもし、その信頼性が薄いとすると、




信頼性のある他のメディア(人)をうまく活用し、




自分の信頼性へと繋げていくのも一つの手ですね。








では、偉くなればいいのか?というとそういうことでもない。






社長からのメールがきたら、皆がすぐさま開封するかというと

そうじゃない人もいるでしょう。今自分が見たい、必要な情報を優先して見るでしょう。






心理学の本を読もうと思った時、




その道の大家が書いた本を読もうと思うか?

元銀座のクラブNo.1のホステスが書いた本を読もうと思うか?






人それぞれでしょう。






つまり、必ずしも偉ければ伝わる訳ではない。


人は見たい、聞きたいものを見聞きするのです。






ということは、自分の側からすると






自分の聞いてもらいたいことを聞いてもらえるメディア(人)になる。






ということが自分のメディア力を上げるということです。




伝えたいことが伝わりやすくなるということです。






ではメディア力はどう上げるか?






結論としてはやはり、仕事であれば仕事で実績を作ったり、人への接し方だったり、




日頃の立ち振舞い、営みによって結果的に形成されてくるのでしょう。








伝えたいことを影響力を持って伝えやすくするために、




周囲との信頼の橋をつくるために、


あなたは何を積み重ねていますか?






参考あなたの話はなぜ「通じない」のか?