サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント -55ページ目

サーバントコーチ 世古詞一オフィシャルブログ -個人と組織の変革のヒント

株式会社サーバントコーチ代表取締役 世古詞一のブログです。

■奇跡の経営


久しぶりに本を読んでパラダイムシフトしました。


セムコ社の会社のあり方、組織運営、諸制度がかなり具体的に記されています。


パラダイムシフトした点は、自分の根本の問題意識(理想の企業(組織)とは?)が同じにも関わらず


取っている手法がまるで異なること。考えもしなかったことが書かれていました。



経営者が「社員を信頼すること」をベースに「社員が幸せになってくれること」を
本気で考え、そのために必要なことは全て実行する。


社員を一人の立派な大人として扱い、性善説に基づいた経営を行っている。


結果としてこの会社には、



・組織階層、組織図が存在しない。
・ビジネスプランや企業戦略、短長期計画無し
・企業理念や長期予算なし。
・業務フローなし
・人事部なし
・キャリアプラン、職務定義書、雇用契約書なし
・レポートや経費の承認者無し
・誰も監視監督する人なし。

・・・にも関わらず、急速に成長を遂げる企業。




「なぜ?」かは本書をご覧下さい。


ここに書かれていること全てに賛同するつもりはありませんが、

(自社と同じ制度、近い考えなどもありました。)


組織運営についてかなり似たような話がここ最近多かっただけに、

様々な手段がまだまだあるんだなぁ、


と思い、その可能性にうれしくなりました。


子供を生んでからの女性の社会復帰や、人間・個人のライフスタイルの尊重などを背景に、

これからも様々な組織や企業が生まれてくるんだろうな、
と未来を感じました。

毎週の全社朝会で各部署からの発表があります。

聞いていて思ったことを一つ。






何かを伝えるとは最終的には相手に理解してもらうということです。






そこで確認しておきたいのが、




「誰」に「何」を「どのように」言うか?




ということ。






例えば、




Aさん:その件は●●で告知しました。(orメール流しました)






これは、ひとつの役割を行ったことにはなりますが、、、




「処理」をしたに過ぎないと思います。【自分だけ視点】




メール文にもよりますが、往々にして視点に相手が存在していない。




みんな忙しいのでなかなか聞いてくれない。読んでくれない。




そこで、きちんと伝えるには手間や工夫が必要になってくる。






『誰』に? 【対象をきちんと把握】


・対象に向けた固有の文言になっているか?

・相手からの反応は?

・どんな表情をしていたか?

・質問があったとするとどの点について?

(質問のレベルで理解度がわかる)






『何』を? 【メッセージやポイントを把握】

・メッセージは「何」だったのか?






『どのように』? 【効果的な表現方法や手段を把握】

・自分の言葉でしゃべった(伝えた)か?

・実体験などの例も交えて臨場感を持って伝えたか?

・メール以外の方法でも伝えたか(ex:口頭や他の人から)






こういったことを考えて相手に伝える=理解してもらうのです。








冒頭に戻って、自部署から全社に向けて発表(情報共有)する場での




発表者の役割は何でしょう?






情報を


「読む」ことでしょうか?

「言う」ことでしょうか?

「伝える」ことでしょうか?

「理解」してもらうことでしょうか?






伝えるとは最終的には相手に理解してもらうということです。


まずは、自身の役割を再認識してみましょう。






一方、一般的に伝えられる側や情報を取る側にも問題はありますが、、、


それはまた次の機会に。


新卒採用活動が始まりました。

当社は全社をあげて新卒採用に取り組んでいます。


多くの社員が学生さんと接することになります。



そこで、考えておきたいこと。



学生さんは、北海道から九州まで日本全国から、

何千何万という素晴らしい会社がある中からわざわざ当社を選んでくれています。



すごいことです。



また、彼らは実際の面接時間「その1時間だけ」当社のことを考えている訳ではありません。



スケジュール帳を見て、「明日は●●(当社)の面接だ。がんばろう」


とか、


朝起きた時から、「よし、今日は面接がんばるぞ」



というように、面接の始まるずっと前から当社への思いを馳せているのです。



実際に、次の面接への確認メールには、


「私はこの日を非常に楽しみにしております。」 とか、

「御社へうかがえることをとても楽しみにしています。」


などと言った文言が目立ちます。



そして当日、皆、緊張と期待とわくわくした思いを携えて来社されるのです



我々はその思いを忘れずに、誠意を持って面接などに臨みたいと思います。




業務の中の分断された「面接1時間」という意識ではなく、


来て頂いた方への感謝と敬意の念を持って接し、


自信と誇りを持って伝えることは伝えていきましょう。